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品質(自由貿易への挑戦供法。裡32

      目次を作りました。順番に見てね
 


  
  

自由貿易の挑戦供No32
 

第三章 品質の生産
土壌生物

 

○土壌伝染病菌

植物病原菌のうち土壌に生存し、植物と土壌の接した部分から根に侵入して病気をおこす菌が土壌伝染病菌で、土壌伝染病の病気の症状から三つに大別されます。

柔組織病:皮層などの柔らかな細胞組織を壊死させ、苗でなら苗立枯病、生育した作物では根腐病を起します。

導管病 :菌が導管に侵入して水の上昇を妨げて、地上部を萎ちょうさせます。

肥大病 :感染組織の細胞を異常に分裂、こぶ状に肥大させて、導管を圧迫して水の上昇を妨げて、萎ちょうなどを起させます。

 

未分化寄生菌

防御機能の弱い苗や根端の若い部分や老衰期の根に侵入して寄生する菌を未分化寄生菌といいます。防御機能の弱いところの部位なので腐生菌と競争しながら新鮮有機物を利用して増殖するもので、ピシウム菌、リゾクトニア菌などがあります。

分化寄生菌

寄生が一段と進み、腐生菌との競争が弱くなり、土壌での増殖能力は低下しますが、寄主範囲を特殊化して狭くしつつ、生きた根に寄生して増殖する菌を分化寄生菌といいます。フザリウム菌、バーティシリウム菌などの多くの土壌伝染性病原菌がこのタイプです。また、分化寄生菌の中で生きた植物の中でのみ増殖し、寄主の死後は耐久体で生きのびる病原菌は絶対寄生菌である根こぶ病菌です。

 

病原菌のタイプ

 病原性菌の感染源のありから2通りに分類されます。一つは耐久対として寄主の死後も土壌に残れるように耐久性の体に変化させ、次の寄主が現れるまで休眠します。しかし、それまでには腐生菌の攻撃を受けたり、他の微生物の餌になったりして大半は消滅していきます。その中で生き残った耐久体が次作の感染源になります。もう一つの耐久体を形成しない病原性の細菌は、寄主となる作物のいない間は、雑草の根圏で増殖を繰り返しながら生き残っていきます。

 

青枯病菌

シュウドモナス属の細菌で、寄生性の異なる三つのレース(分化型)があります。レース1はトマト、ナス、タバコなど、レース2はバナナやヘリコニア属植物、レース3はジャガイモを病気にします。病原菌は非耐久体で雑草根圏で増殖し、地温13度以上で作物の根に侵入し21度以上で発病、21度以上で劇症になります。侵入は根の傷口から入り、導管を伝わって地上部まで蔓延し、水の流れを阻害します。その結果、茎葉部は水分不足となり緑色のまま萎ちょうし枯れます。発病した根からは、さらに病原菌が排出され土壌に蔓延します。

 

軟腐病菌

エルビニア細菌によるもので非耐久体です。寄主作物の根圏や外葉が接触した土壌から増殖し、作物の根圏のみならず植物体表面でも増殖します。傷口があれば、そこから侵入し植物細胞の間を埋めているペクチンを分解して組織をふにゃふにゃに腐敗させます。播種から40、50日後から発病し、多湿な土壌でよく増殖します。

平成23年6月17日








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