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品質(自由貿易への挑戦供法No31

 

      目次を作りました。順番に見てね
 


  
  

自由貿易の挑戦供No30
 

第三章 品質の生産
土壌生物

○根の微生物


 

菌根菌(共生菌)

 作物の根の内部に共生して、作物から有機物を貰うのと動じに作物に窒素やリン酸を与えて、相互に得をする関係を共生といいます。カビと共生を営んでいる根のことを菌根といい、共生しているカビを菌根菌といいます。

 

菌根菌のタイプ

外生菌根菌

 担子菌や子のう菌などの高等なカビが樹木の根に共生するもので、菌糸は根の外側に渦を巻き土壌中に伸長します。また、根の内部にも侵入しますが皮層の細胞間隙に入るだけで細胞の中には入りません。菌根となった根は親指のように太く短くなりますが、縦横に伸びた菌糸が細根の代わり果たします。樹木に共生するマッタケ、本シメジなどです。

 

内生菌根菌

 根の表面に菌糸が渦を巻かず、菌糸は皮層細胞の中に入り込みます。ラン、ツツジ、リンドウ科の植物に共生。

 

VA菌根菌

 アブラナ科、タデ科、アカザ科、カヤツリグサ科以外の陸生の植物や樹木に共生します。外生菌根菌とは異なり、根表面で渦を巻くことなく皮層の細胞間隙に侵入します。菌糸は細胞壁の外側にあるので内生菌根菌にはなりません。菌糸の別の一端は細胞間隙でふくらみ、のう状体(小胞)を形成する。このようにのう状体(Vesicle)と樹枝状体(Arbuscule)を形成するのでVA菌根菌といいます。

VA菌根菌の大部分は農作物に共生できます。特に可給態リン酸レベルの低い土壌でVA菌根菌が共生していると、作物へのリンの供給が進み、作物の生育が2倍以上違うこともあります。但し、VA菌根菌が収集できるリン酸は可給態リン酸のみで難溶化したリン酸は吸収できません。可給態リン酸が蓄積した土壌では、根自体も可給態リン酸を吸収できるので、VA菌根菌からのリン酸は活用されず、かえって有機物を菌が取る分だけ収量は低下してしまいます。可給態リン酸の少ない土壌でこそ、菌根菌による生育促進が顕著になります。このことはVA菌根菌に捉われず全ての菌根菌に共通していえることです。菌根菌は数センチの菌糸を伸ばし、離れた場所のリンを根に供給し、やせ地でも植物生育を旺盛にします。


根粒菌

 根粒菌はマメ科植物の根に共生して、空気中の窒素ガスをアンモニア態窒素に固定する細菌です。マメ科の作物に根粒菌が付着すると根が湾曲し、薄くなった根の表面から内部に侵入し、こぶ状の根粒が作られます。根粒の中の根粒菌は、通常のものとは違い外側の厚い細胞壁をもたず、増殖力も低下しています。このような状態の根粒菌をバクテロイドといいます。

 根粒と中心柱の間は管でつながっており、中心柱から送られる光合成産物である糖をエネルギー源にして、バクテロイドは窒素ガスをアンモニウムイオンに変えて、これをグルタミン酸に変換して、中心柱に送り返します。このように根粒菌は作物から糖を貰い、作物は窒素化合物をもらいます。



平成23年6月16日







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