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品質(自由貿易への挑戦供法No27

      目次を作りました。順番に見てね
 


  
  

自由貿易の挑戦供No27
 

第三章 品質の生産
土壌生物



さまざまな菌

 

○有機物を餌にする微生物(有機栄養微生物)

 無機栄養微生物などは、二酸化炭素を同化して有機物を合成します。炭素を結合していくには多量のエネルギーを必要するので効率的とはいえません。その点で有機栄養微生物は、すでに出来上がった有機物を分解してエネルギーを得るので効率的です。

 有機栄養微生物は、どのような形で有機物を獲得するかで、腐生と共生2つのグループに分かれます。

 

腐生菌

腐生微生物または腐生菌とよばれるグループは、植物や動物の体から分泌された有機物や遺体に由来する有機物を利用する微生物です。植物病原菌や無機栄養細菌などを除くと、土壌中の大部分の細菌、放線菌、カビ、酵母(カビの仲間)、原生動物のほとんどが腐生菌といえます。

 

アンモニア化成菌

 土壌の有機物は微生物による分解作用で有機体の窒素が無機化されアンモニア態窒素となって放出されます。このように有機体窒素が無機化されてアンモニア態窒素となることをアンモニア化成といい、その働きをする微生物を「アンモニア化成菌」といいます。この様な菌は特別なものではなく細菌、放線菌、糸状菌などの有機栄養微生物によるものです。


リン溶解菌

 土壌中でリン酸は難容化し易く、その理由は、リン酸がカルシウム、鉄、アルミニウムなどと結合している為です。そうなると作物の利用率が低下することになります。

 リン容解菌にはクエン酸、乳酸などの有機酸を分泌する細菌やカビなどで、土壌に広く分布している平凡な菌です。リン容解菌は有機物を餌にして増殖する際に、有機酸を多く分泌します。この有機酸がリンと結合しているアルミなどの物質と結合して、リン酸を遊離させます。遊離されたリン酸は再び難容化する前に他の微生物に吸収されて菌体に取組まれます。菌体の死滅によって菌体から無機態として放出され作物に利用されます。

 

寄生と共生

寄生または共生する微生物で、これらは別の生物体の中に入って活動します。寄生は宿主(受入れる側)に害をもたらすが共生は相互利益をもたらします。

共生する微生物にはマメ科の根に侵入する根粒菌、畑作物や樹木の根に侵入するVA菌根菌などがあります。根粒菌の場合は根から糖などの有機物をもらい、菌は根に窒素化合物を供給します。病原菌の場合は、菌は宿主から養分を吸い取り枯れます。

平成23年6月10日





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