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品質(自由貿易への挑戦供法No24


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自由貿易の挑戦供No24
 

第三章 品質の生産
土壌生物

 

細菌・放線菌・糸状菌の働き

微生物による有機物の分解過程(堆肥化)
有機物の分解初期では糸状菌や細菌により低分子の糖類、タンパク質、アミノ酸などの容易に分解しやすいものから分解されます。そして次の分解過程では植物性有機物である繊維質などの分解を放線菌や細菌が行い、最終段階では糸状菌などが難分解物質として残っているリグニンの分解をします。このような段階を踏むことで分解による温度の上昇が起こり発酵が行われます。

土壌での分解

 分解された有機物(堆肥)を施用すると土壌中の微生物の働きでさらに分解され、無機化され作物が吸収します。この分解過程も堆肥化の過程と同様に行なわれていきます。

 堆肥施用直後には、堆肥に含まれている低分子のタンパク質や糖類を利用して細菌が増殖します。ここでの注意は施用した堆肥が未熟な堆肥だと細菌や糸状菌が急激に増殖し、ガスや代謝産物が発生し、根に障害を与えます。容易に分解できるタンパク質や糖類の分解が終わると細菌や糸状菌は休眠状態や死滅します。次に繊維質やリグニンの分解力にすぐれた糸状菌が活躍します。糸状菌は菌糸から分解酵素を分泌して分解をしていき、その分解時に発生する分解産物を利用して細菌や放線菌が増殖します。また栄養がなくなって死滅した糸状菌を分解します。このような段階を繰り返し、微生物を餌にするセンチュウなども増え、土壌中の生物の種類や量が増加していきます。

 堆肥にはセルロースやリグニンが多く含まれているため、この分解が数年に亘って継続されます。堆肥の効果が比較的に永く続くのは、この分解がゆるやかに長期間に及ぶためです。最後には分解されずに残ったリグニンがタンパク質などと結合して、複雑な構造をもった腐植に変化します。腐食は、微生物がほとんど分解できないために土壌中に蓄積され粘土粒子と結合して団粒構造をつくります。

平成23年6月6日



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