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品質(自由貿易への挑戦供法No22

      目次を作りました。順番に見てね
 


  
  

自由貿易の挑戦供No22


 

第三章 品質の生産
 


土壌生物

 土壌には様々な生物がいます。動植物や微生物など大小さまざまな大きさで生命活動をしています。土の中で生活している土壌動物にはミミズ、土竜(もぐら)、螻蛄(おけら)、ダニ類、センチュウ類などです。特にミミズは有機物の排泄による土壌の団粒構造の促進で柔らかい土にしてくれます。ミミズが排泄する糞には土壌養分や作物の生長促進物質、カルシウムなどが含まれており化学的にも有効です。また物理的な面では土壌の団粒構造を促進し、ミミズの通った穴は通気性や保水性を高めます。ダニ類などは土壌表面の腐食層に居棲み有機物や糸状菌などを餌にしています。センチュウ類は有機物や土壌微生物を餌にしたり、根に寄生したりします。根に寄生するものは作物の生育障害を起こさせたりします。これらの土壌動物の屍骸は、他の土壌動物や土壌微生物の餌になり地力を高めます。

 土壌に有機堆肥を施用することで土壌生物の働きが活発になり、地力を高めてくれます。しかし、未熟堆肥の投入では爆発的に微生物などが増えることになりかえって悪い影響を与えることになります。堆肥の投入は土壌生物のバランスをとる上でも必要なことです。堆肥を施用することで偏った生物性を改善して、様々な微生物が土壌にバランスよく生息することができるようなり、連作障害の低減となります。このように堆肥の投入は土壌の生物性をバランスよく整えてくれます。

 

土壌微生物の働き

 土壌微生物は土壌における循環機能を果たしています。土壌中における有機物の分解により、肥料成分を無機化して作物に吸収されるようにします。また、微生物の屍骸にはNPKCSCaなどのさまざまな元素が含まれており、その屍骸を他の微生物が分解してというふうに循環しています。この為堆肥を施用することにより微生物が増殖して、有機物の減少とともに微生物も減少し、土壌に帰して作物へと吸収されます。堆肥を施用することで、施肥効果をえられるので実際の堆肥の投入の時には、堆肥に含まれる肥料効果も計算し投入しなければなりません。一般の土壌における微生物の量は、その土壌における生物全体の95%程度を占めているといわれています。この微生物の量からもいえることは、土壌微生物が有機物を分解し無機化して作物に供給したり、その屍骸が他の微生物の餌となり循環したりすることの役割が大きいことです。

平成23年5月31日



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