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品質(自由貿易への挑戦供法No6

 


      目次を作りました。順番に見てね
 


  
  

自由貿易の挑戦供No6
生産現場
質の向上
栄養

・養分の調整

 養分調整とは、細胞内の養分濃度とそのバランスのことをいいます。生育診断では生長点や果柄付近の養分を見ながら追肥の調整を行います。養分を調べるのに糖度計を使用しますが、追肥はどのタイミングで行なえばよいのでしょうか?生育診診断は作物体内の養分濃度を診断します。養分濃度の測定に通常使われている屈折形(糖度計)を使用します。正式には屈折計のことをブリックス計と呼ばれるもので、測定しているのは糖度だけではなく汁液に溶けている固形物全体の濃度を測るもので、アミノ酸や硝酸態窒素なども一緒に測定しています。つまり「細胞内の養分濃度」を測定しています。

 

糖度を調べるときに屈折計を使いますが、その呼び方も色々あります。糖度計、濃度計、屈折計などと呼ばれています。これは測る対象物が何であるかによって、呼び方が変わっています。つまり使い方で色々な呼び方をします。その使い方では濃度を測ったり、糖度を測ったりするからです。では濃度と糖度の違いは何でしょうか?

 

糖度

 糖度は果実の樹液などに含まれる糖分の濃さを表したものです。果実やジュース類には甘味成分があり、美味しく感じます。糖度は測定は果汁100g中に糖分がどのくらい含まれているのかを%や度数で表現します。

濃度

 濃度では溶液に含まれているものが何であるかは様々です。例えばスープなどには糖分や塩分、酸などが含まれています。これらはその溶液の中に含まれているものであり、その溶液の濃度を測定すると、このような可溶性固形物の濃さを測るものです。スープ100g中に可溶性固形物がどのくらい含まれているのかを%で示します。

 

 ではブリックス(Brix)計では、どのような物を測定しているのでしょうか? ブリックスとは屈折(Brix)計の測定値の目盛表示単位のことで、果果汁などように糖分(ショ糖)が多く含まれているものを測定するときには糖度計と呼び、スープなど溶液を計測するときには濃度計となります。糖度も濃度の測定には屈折現象を利用しているので、同じ測定器である屈折計で測定することが出来ます。そのブリックス計では、その表示単位が度で表示しています。ブリックス計の測定基準では20℃の溶液100g中に含まれるg数をブリックス度としています。

 

 生育診断における養分濃度はそのバランスを見るもので、つるか果柄の濃度がどのようにブリックス計で表現されるかが問題です。ここで敢えてバランスとしているのは濃度も大切ですが、屈折計を覗いて鮮明に色と線が表示されていることも大切です。線がぼけているのは養分バランスが悪く、計測しているもののほかに不純物が多く含まれているからです。糖度計で主成分である糖の濃度を測っているので、それ以外の不純物が入っていると色や線が鮮明にでないこととなります。施肥設計がきちんとなされていないと“ぼけた味”の物が出来ることになります。

 

栄養バランスでは、作物に吸収される前の「土壌の栄養バランス」と作物が吸収したあとの「細胞内の養分バランス」が大切です。

平成23年4月26日


 


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