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自由貿易に挑む No14

        目次を作りました。順番に見てね
 


  
 

 

自由貿易社会に挑む No14
 

第二章 世界の現状
 


水資源

 食料の輸入は水の輸入でもあります。穀物1トンを作るのに必要とされる水は1000トンです。穀物1に対して水は1000倍必要です。穀物1t=水1000tに相当することを考えると、穀物の輸入は最も効率的な水の輸入ということになります。水の将来は穀物の将来でもあるわけです。世界の水事情は悪化を辿っています。地域によっては耐水層までもが枯渇している状況です。地球上で使える水の量は、水全体の3%でしかありません。この3%とは淡水の割合です。その水の殆どが極地などの氷や地下水で人間が比較的に簡便に利用できる河川や湖などの淡水は水全体の0.008%程度と言われています。

農業と水資源の関係

・世界の農地は1960年代から12%増加して約15ha

・利用可能な水の約70%を農業の灌漑として使用

・灌漑による農業の生産性は、この数10年間で3倍以上に向上

・灌漑農地の10%で排水不良や塩害の被害が生じている

・牧草地を含めた農地はすでに陸地の37%を占めている

・世界の帯水層が1m〜2m低下している  レスターブラウン


 日本は比較的に水が豊富な国として受け止められていますが、実際にはそうではありません。年間降水量は世界平均の
1.7倍程度ですが一人当たりの年間降水量は世界平均の25%、水資源量も50%程度です。


国民一人当たりの水資源量(
2002年調べ)

国名

水資源量㎥

国名

水資源量㎥

カナダ

92,810

ロシア

31,354

ニュージーランド

85,221

オーストラリア

25,085

ペルー

72,127

アメリカ

10,574

コロンビア

49,017

日本

3,372

ブラジル

47,125

中国

2,186

上位から表記したものではありません。適当に抜粋したものです。

水資源量:

降水量から蒸発散による損失量を引いたものに国の面積を乗じた値を人口で割ったもの

 

バーチャルウォーター(仮想水)

一般に日常生活で私たちは水を使用していますが、食料を初め私たちが関わっている様々なものを生産するときにも、その生産過程でたくさんの水が必要となります。その必要であろうと思われる水の量のことを「バーチャルウォーター(仮想水)」といいます。

我が国の食料の輸入量に必要なバーチャルウォーターの量を算出すると、640億立方メートル/年となり、国内の年間灌漑用水使用量は580億立方メートル/年とほぼ同程度の水が、食料の輸入によって国内で使わずに済んでいることになります。


23年2月3日


 


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