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土壌のしくみ(基礎編)

目次を作りました。順番に見てね

土壌のしくみ機檻
基本的学習
植物の生長の仕組み
根:植物の体を支えるために広く伸びていく。また、伸びた根から地中の水分と肥料分(無機栄養素)を吸収する。

茎:枝や葉を支え、根から吸収した無機物を導管を通して枝や葉の細部に送る。また、葉で作った有機物(光合成産物)を篩管(ふるいかん)を通して根や各部に送る。

葉:葉は植物のエネルギー生産工場で、葉の緑色の葉緑素、根から吸収された肥料分を含む、葉の気孔から入った炭酸ガス、この三つの要素が光を受けて「光合成(炭酸同化作用)」が行なわれ、有機物である澱粉(炭水化物)が作られます。この炭水化物が植物のおもな栄養となります。葉が光の作用を受けられなくなると、炭水化物が糖分となって茎の篩管(ふるいかん)を通して根や花茎の先端へ転流し、球根や米のように再び澱粉となって蓄えられます。
  また、葉は葉の裏側にある気孔を通して「蒸散作用」を行ない、水分を気化させて体温調節を行います。根からの吸水と葉からの蒸散のバランスが崩れると生活機能が衰えてしおれてしまいます。蒸散作用が盛んになると、根からの肥料分の吸水も盛んになります。

土の働き
 植物が地上部で葉を広げるには地下で根を広く張れるように、根が伸びやすくしかも強風などにも耐えられるよなしっかりした土が必要です。さらに土には有機物が含まれているため、多くの微生物が繁殖し根が吸収しやすいように有機質の養分を無機物に分解したり、空気や水が流通しやすいように土の構造を変えてくれます。植物は逆に葉や実を落とし有機成分を還元してくれます。このように自然は循環サイクルの中で全ての生命が維持できるようになっています。

土の成り立ち
 土は風化などによって大小さまざまな粒となった岩石(鉱物質の粒子)と動植物質が腐敗した有機物から成り立っています。風化の程度によって異なる鉱物質の粒子の大きさや混合の割合で土の性質は異なってきます。

砂土(さど)  :川砂や海の砂を80%以上含む、粒子が大きく粗い土です。
埴土(しょくど):粘土のような微細な粒子を50%以上含む土で水田の土などです。
壤土(じょうど):一般の畑に多いい土で、粒子は直径0.01mm以下で顕微鏡で見分けられないほど細かい粘土を全体の25〜50%程度含んでいます。

 また、土は気候の影響によって地域的な風化で土質に違いがあります。日本では主に次の4つがあげられます。
火山灰土:
 北海道から九州にかけて各地の火山近くに分布して表面は有機質を多く含む肥沃な暗黒色の土。その下層の心土とよばれる部分は赤褐色をした粘土質の土。
赤色土・黄色度:
 日本の中南部に分布している土で九州・四国は気候的にも温度も高く有機物は分解されており粘土質で赤色土と呼ばれている。
沖積土 :
 河川の氾濫などで土が下流に運ばれ堆積してできた土で、砂や粘土、有機物なども含んでいる。水田のように開かれた場所に多い。
褐色森林土:
 日本の南北両端を除く大部分の地域の山の土で、酸性で腐植質を多く含んでいる。
      
肥料
 肥料は作物の体を作り維持するために大切な要素です。肥料要素には三大要素の窒素・燐酸・カリとこれを補助するカルシュウム・マグネシュウム・イオウと微量要素の鉄・亜鉛・銅などがあります。

 肥料の種類は主に有機質肥料と無機質肥料に大別され有機質肥料は油かすや動物の糞や骨など自然の素材から作られ、無機質肥料は化学合成で作られた肥料です。それぞれの肥料は単独では偏りがあるのでバランスよくなるように配合されて作られたのが配合肥料です。
 肥料はその効果が現れる速度によっても分類され、ゆっくり効果が現れる肥料を「遅効性肥料」といい有機質肥料はこれにあたります。少しずつ効果の現れる肥料を「緩効(かんこう)性肥料」といい緩効性化成肥料などがある。これらとは逆にすぐに効果が現れる肥料を「速効性肥料」といい化学肥料の多くや液体肥料などで、施すとすぐに作物に吸収されます。
 また、植付け前にあらかじめ土に混ぜたり、休眠時に株の周囲に穴を掘り施しておく肥料を「元肥(もとごえ)」といい、作物の成長に合わせて肥料分を補う場合は「追肥(ついひ)」といわれ、その中で作物の株元に置く「置き肥」と果樹などでは開花時期後や収穫後のする「お礼肥」があります。


化成肥料の留意点
 化成肥料は作物に必要な肥料成分については充足できますが、有機物をまったく投入しないで化成肥料のみで連続栽培を続けると、しだいに有機物の不足を招き土壌の物理性が悪化していきます。また、そのつどの適切な追肥をしておかないと偏った成分構成となり、作物の生育に重大な障害をもたらします。化成肥料を使用するときは、必ず堆肥の投入も合わせて行ない土壌の劣化を防がなければなりません。



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