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異常気象 最終

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異常気象 No43


異常気象と食料

 201012月時点において小麦の輸出制限若しくは禁止をしているのはロシア、ウクライナ、カザフスタンで国際貿易に影を落としています。これらの地方で高温干ばつにより小麦の収量が大幅に減少しました。被害にあったのは小麦ばかりでなく、家畜に与える干し草も不足する事態となっています。その為輸出用の飼料穀物である大麦を国内で消費することとなり、輸入業者では別の国からの手配を強いられることとなりました。また、欧州と中東域で飼料用穀物として使われる大麦の全世界貿易量の半分はロシアとウクライナが輸出しており、今後もこのような状態が続くならば輸出国自体が輸入国に転じる可能性もあり、世界貿易の混乱を招いております。

 過去の穀物相場の高騰の要因となっているのは世界の穀物期末在庫量で、20006年では62日分、2007年には64日分となり、基準となっている70日分を割り込んだ結果穀物相場の高騰と混乱を招きました。現在の世界の穀物期末在庫量は76日分と見積もられており、決して安心できる範囲ではありません。


 このような作物の被害を齎しているのは異常気象であり、地球温暖化(温室効果ガスの発生)が、その異常気象の原因と推測されております。作物学者の経験則では最高気温が1℃上昇するたびに穀物収量が
10%も失われるとされています。また、食料の需要は増加傾向にあり、毎年8000万人増える人口を養う為、経済成長で増加する食肉需要を賄う為に穀物の増産は必要不可欠なものとなっています。それなのに異常気象により収穫が減少すると人類にとって深刻なダメージを与えることとなります。

 

以上日本農経新聞記事レスターブラウンより


ワールドウォッチジャパン ワールドウォッチジャパン(08/04/15転載承認済み)



 

 

異常気象 完



平成22年12月30日



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