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異常気象 No37

 

        目次を作りました。順番に見てね
 


  
 

異常気象 No37
 
第三章 日本の天気
 

日本の四季


秋の天候

 秋になり、赤道付近の気温が下がり始めると次第に太平洋高気圧の勢力が弱まってきます。そして偏西風が強まり南下してきます。この偏西風に乗って移動性高気圧や低気圧が交互にやってくることになります。移動性高気圧も低気圧も中国大陸で発生したものが、偏西風によって移動性となり日本に運ばれてきます。この偏西風が強いときには、中国大陸で強風によって巻き上げられた黄砂も一緒に日本にやってきます。

 秋になると三つの高気圧(シベリア高気圧と太平洋高気圧、移動性高気圧)のバランスによって天気が目まぐるしく変わります。大陸ではシベリア寒気団が南下して中国大陸で変質して揚子江気団となり、揚子江気団で発生した高気圧は偏西風の影響で東に流されて移動性高気圧となります。移動性高気圧の間に低気圧が発生しますがこの頃はまだシベリア気団の勢力が強大でない為、低気圧の発達原因となる温度差が小さいので、高気圧と低気圧が交互に出現することとなります。


秋雨前線

 夏から秋になり天候が不安定になるのは、8月ごろに北上したジェット気流(偏西風の中で最も風邪の強い部分)が中国大陸あたりで南下して移動性高気圧と太平洋高気圧との間で、押し合いとなり前線が生じます。また、シベリア高気圧も徐々に発達し勢力を増そうとしているので、三つ巴の状態でせめぎありが起こり、不安定な状態が続きます。このとき冷たい空気(移動性高気圧)が暖かい空気(太平洋高気圧)に向かって進むので寒冷前線が生じます。しかし、東に進んだ寒冷前線は三つの高気圧の影響を受けて停滞することで秋雨前線となります。しかし、強い偏西風の影響を受けるので長期間停滞することはありません。

 秋雨前線は発生当初で強いが末期になるにつれ弱まってきます。これは偏西風に押されて南下東進するにつれ、停滞前線から寒冷前線や温暖前線になったりするからです。しかし、この時期は台風の到来も多く台風から湿暖な風が前線に流れ込み大雨となるもともあります。
梅雨では最初の勢いが強く北上するにつれ次第に弱まってきます。また、できはじめの南や西での勢力が強くなっていますが、秋雨ではおわりごろが強く、北や東でのほうが強いものとなります。さらに梅雨は北海道ではありませんが、秋雨は北海道でもシベリア高気圧や移動性高気圧の勢力が保たれているので発生します。
秋の天候.jpg

平成22年12月15日


 






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