<< 異常気象 No31 | main | 異常気象 No33 >>

異常気象 No32


        目次を作りました。順番に見てね
 


  
 

異常気象 No32
 
第三章 日本の天気
 

日本の四季  春

 

フェーン現象

 フェーン現象の特徴は山を越える前と後では、山を越えた後のほうが気温が高く乾燥した空気となります。通常100m上昇すると気温は1度下がります。しかし、雲が発生する過程では、空気中の水蒸気が水滴となるときに熱を放出します。(水蒸気になるときには熱を吸収)このため上昇するとき熱を吸収するので気温は100mで0.5度下がる(湿潤断熱減率といいます)ことになります。山頂を越えた風が山を下るときは、雨を降らした後なので乾燥したものとなり、水の影響を受けずに下降することになります。気温は100m下降するごとに1度上がる(乾燥断熱減率といいます)ので、太平洋側よりも日本海側の気温が高くなります。



下図において説明すると


条件として

山の高さが2000m、

太平洋側の地上の気温が20

雲のでき始める高さが1000

1、地上から1000mのところの気温は?

 地上から1000mのところまでは1℃/100m下がるので、地上か
 ら
1000mのところでは10℃下がることになります。よって1000
 のところの気温は地上の気温
20 10 10℃となります。

2、雲の出来始め地点から山頂までの気温の差は?

 雲が地上から1000mのところから出来始めるので、水蒸気が水
 滴になる為に放熱が起きています。この時の熱源率は
0.5℃/100
 
mなので100mにつき0.5℃温度が下がることになります。雲ので
 き始め地点が
1000mで山頂が2000m、この差が1000mあること
 になります。
 雲のでき始めからの温度変化は
1000m÷100m×0.5
 となるので、雲の出来始め地点から山頂までの
1000mの間では
 
5気温が下がることになります。


3、山頂の気温は?

  地上から雲の出来始めの1000mまでの気温は、20 10
  
 10

  山頂までの気温は、10 5 5

4、日本海側の気温は

   山頂を越えた空気は乾燥したものとなっているので、乾燥断熱減率1℃/100mなので、山の高さが2000mなので2000m×1℃/100m=20℃となり、山頂から地上までの間で気温が20℃上がることとなります。

  山頂の気温が5℃なので5℃+20℃=25℃となます。
フェーン現象.jpg

5、フェーン現象とは

 日本では太平洋側から入ってきた風が日本海に抜けるとき、太平洋側では20℃だった気温が日本海側では25℃と高くなっています。また、太平洋側の空気は海風なので湿潤であり日本海側では乾燥しています。この現象をフェーン現象といいます。

平成22年12月02日


 





コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
recommend
recommend
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす (JUGEMレビュー »)
森山 晃嗣, Gary F. Gordon, ゲリー・F. ゴードン
ミネラルの大切さが解かります
recommend
免疫革命
免疫革命 (JUGEMレビュー »)
安保 徹
交感神経と副交感神経の関係がわかります。
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM