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異常気象 No29

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異常気象 No29
 
第三章 日本の天気
 4つの高気圧

高気圧と気圧配置

冬型気圧配置:西高東低

 西高東低は、天気予報でよく聞く気圧配置ですが、西高である西の高気圧はシベリア高気圧のことで、東低の東の低気圧は太平洋で発生した低気圧が移動してくるものです。この東の低気圧と関係があるのが太平洋(小笠原)高気圧です。太平洋高気圧の対で太平洋海上に低気圧が発生します。低気圧は移動性なので北上してきます。そして西高東低という気圧配置が生まれます。西高東低の気圧配置になるとシベリア高気圧から低気圧に向かった風が起こります。シベリア高気圧は大陸で発生する為、寒冷・乾燥したものですが、東に移動して日本海を渡るときに海上から大量の水蒸気の補給を受けるので、日本に到達するときには寒冷・湿潤となっています。湿潤といっても夏に比べると乾燥しているので日本の冬は乾燥したものとなります。シベリア高気圧から吹きだした風が太平洋側に抜けようとするときに日本の山脈にあたり上昇気流をつくり雲を発生させ雪を降らせます。この為日本海側の天候は荒れたものとなり、山脈を越えた風は、太平洋に向かって山を駆け下りる吹き降ろしのからっ風となります。この為太平洋側では乾燥したものとなります。
西高東低.jpg

 冬本番になると千島列島やアリューシャン列島に低気圧が恒常的に発生します。これは南から北上してきた低気圧がさらに北に向かい既存の低気圧と北海上でぶつかり合うことで恒常的な低気圧となります。南から北上してきた低気圧は太平洋高気圧から湿った空気を補充しながら北上するので、ぶつかり合うと更に発達した低気圧となります。北海上で低気圧が現れて発達することで、恒常的に気圧が低い状態が冬の間続くことになります。北海上で恒常的な低気圧が発生することでシベリア高気圧からの吹き出た風が西から東へと向かいます。このようにして冬型気圧配置が確立します。気温が暖かくなり大陸が温暖になってくると気圧配置が変り西高東低が崩れてきます。



平成22年11月26日


 




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