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異常気象 No26

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異常気象 No26
 
第三章 日本の天気
 4つの高気圧と天候


b、移動性高気圧

 高気圧には移動するものとそうでないものとがあり、移動するものを移動性高気圧と呼び移動しないものを停滞性高気圧と呼びます。移動性高気圧は偏西風によって東に移動します。日本周辺で観測される移動性高気圧は、揚子江高気圧やチベット高気圧から発生したものです。秋になってくるとシベリア気団は中国の内陸部まで勢力を伸ばしてきますが、この頃はまだ大陸の温度が高いため、シベリア気団の一部が変化して暖かい揚子江気団となります。揚子江高気圧は偏西風に煽られて移動性高気圧となって日本の周辺に到達します。移動性高気圧は数日ごとに晴天を齎します。移動性高気圧の間に低気圧が発生し秋には晴天と雨の日を繰り返します。これは中国大陸南東部と沖合いでの気温差から高気圧と低気圧が発生しやすく、高気圧と低気圧が交互になります。この頃の低気圧は勢力がそれほど強くないために晴天と雨とを繰り返すことになります。しかし時にはブロッキング現象により高気圧が長期間居座ることもあります。この為、暖かい高気圧では少雨や高温、寒い高気圧では低温や乾燥が続く場合があります。(低気圧はもともと移動性なので特別に移動制定気圧と呼ぶことはあまりありません)

 揚子江気団は春や秋に活発になり、それが偏西風によって日本近辺に移動してくるために、春や秋の天候が不安定となります。

 

cオホーツク海高気圧

 春になってくるとオホーツク海では温度差が生じることとなります。寒流の海と陸地とでの温度差が大きくなる為、海上で高気圧が発生します。これはオホーツク海が寒流である親潮なので水温が夏場でも比較的に低い為、陸地との温度差が広がります。この為寒い海上で空気が冷やされて下降気流となり高気圧が発生しますオホーツク海高気圧は海上で発生する為水蒸気を多く含んでいるので寒冷・湿潤な風となります。6月になると太平洋高気圧との間で勢力争いがおき梅雨前線を形成するようになります。その後衰えて梅雨明けとなります。しかしオホーツク海気団の影響により再び勢力が強まると夏に東日本に冷夏を齎します。

オホーツク海気団はオホーツク海上に発生する気団なので寒冷多湿なものとなります。オホーツク海高気圧は主に6〜7月で発生しやすい為、梅雨の原因にもなっています。オホーツク海気団の勢力が強まると気団から南に向かってやませという寒気を吹かせます。やませは北海道から関東、太平洋地域まで低温を齎します。

平成22年11月22日


 




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