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異常気象 No18

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異常気象 No18

第二章 気象現象
 

天候

上昇気流

 天候の変化を齎すのは気象の三要素ですが、天候を悪化させる要因は上昇気流です。

気象の要素は、「気圧」「温度」と「水蒸気」です。中でも雲の発生には水蒸気が必要です。天候の悪化には雲が関係しています。その雲を作る要因が水を含んだ上昇気流です。では上昇気流が発生する要因にはどのようなものがあるのでしょうか?

1、太陽放射によるもの

太陽放射により地表が暖められると、暖められた空気塊上昇気流が発生します。最初ほうの説明で赤道付近の上昇気流がこれに当たります。

2、前線の衝突によるもの

  暖かい空気と冷たい空気がぶつかると、冷たい空気は密度が高く重たいので暖かい空気の下に潜り込もうとします。冷たい空気と暖かい空気の境界面を前線面といい、前線面が地上と接するところを前線と言います。寒冷前線では冷たい空気が暖かい空気を急激に押し上げる為に、上昇気流が発生します。また、温暖前線は冷たい空気の上に暖かい空気がゆっくりと乗り上げていくので、ゆるやかな上昇気流が発生します。寒冷前線では急激な上昇気流、温暖前線ではゆるやかな上昇気流が発生します。

3、地形によるもの

  地形による上昇気流は、風が山に向かって吹くと、山に当たった風は山の斜面を登る形となり、上昇気流となります。冬日本では、日本海から内陸に向かって風が吹きます。このとき風は山を越えようとし、山裾から山頂に向けて駆け上がっていきます。この風の流れが上昇気流となり、雲を形成して日本海側の天候を悪化させます。

4、上空との温度差によるもの

 上空に著しく冷たい空気が侵入してくると、地表との温度差が広がり、大気が不安定となります。上空に侵入した冷たい空気塊は、地表の暖かい空気との温度差から冷たい空気は下に移動しようとします。また、地表の暖かい空気は温度差により上昇しようとします。その為、冷たい空気と暖かい空気が交差する形となり、大気が不安定となり上昇気流が発生します。

5、低気圧によるもの

 低気圧が発生すると地上では低気圧に向かって風が吹き込んでいきます。低気圧の周辺に高気圧がある場合や地表の温度の高い場合では、低気圧に吹き込む風の量が増して、上昇気流が発達します。

 

いずれも上昇気流が発生すると、上空で冷やされた水蒸気は雲となり、天候を崩します。天候を悪化させるのは雲ですが、雲を形成する原因を作るのは上昇気流です。上昇気流の発生原因によって形成される雲も変わってきます。発生する高度や形、性格などが変わります。


平成22年11月4日
平成22年11月8日 追記



 





 


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