<< 人事採用 | main | 納品書 >>

土壌のしくみ(根っこ)

目次を作りました。順番に見てね

土壌のしくみ1章ー6                     根っこの伸び方
団粒構造が持つ物理性の意味
 作物にとって最適な団粒構造は、「仮比重が0.97」と約1.0です。このことが意味することは固相率がおよそ40%で孔隙率が60%で、その孔隙の半分づつを気相(大きな孔隙)と液相(小さな孔隙)が占める土壌は、降雨や灌水(かんすい:水をかけること)のあと、大きい孔隙の水は速やかに地下に流れ去り、その孔隙は新鮮な空気で満たされます。一方、小さい孔隙の水は毛細管現象(毛管現象)により長期間保持され、根に水を供給し続けます。このような現象は干ばつに強く湿害も起こりにくく、保水性とともに排水性・通気性のよい土壌をつくります。このような構造が養分補給にとっても、微生物活動にとっても好ましいのです。

語意
 毛細管現象:細い管内を液が表面張力により液面が上昇する現象で、表面張力に比例し、管の大きさに反比例します。(よって小さな孔隙ほど強い表面張力が働き、保水性が高くなります)

土と根の関係
 作物の根は大きな孔隙を縫うようにして土を押し分けながら伸びていきます。だから、根系がよく発達し、根が酸素を吸収して盛んに活動するには大きな孔隙(気相)が充分に確保されていなければなりません。そして、根が伸びきる先では、根毛が発達し、毛管水を蓄えている小さな孔隙(液相)に進入して、水を吸収します。根毛は根の先端付近に絶えず発生して、1000分の10ミリから3ミリという、小さな孔隙に進入します。 一方施肥された養分は、一旦土の中の粘土粒子や腐植に保持されますが、それが土壌中の毛管水に溶け出してきてはじめて、水とともに根毛から吸収されます。このように作物は土中に根系を張りめぐらさせ、大きな孔隙と小さな孔隙から養分、水分を吸収して育ちます。


コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< April 2017 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
recommend
recommend
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす (JUGEMレビュー »)
森山 晃嗣, Gary F. Gordon, ゲリー・F. ゴードン
ミネラルの大切さが解かります
recommend
免疫革命
免疫革命 (JUGEMレビュー »)
安保 徹
交感神経と副交感神経の関係がわかります。
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM