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将来農業予測 No3


   

         目次を作りました。順番に見てね
 


 
テーマ
農業の将来予測 


1、JAの動き

JA直売所

 国内でのJA動きに注目してみると、直売所と加工所に力を入れていることが見て取れます。地産地消を考える上ではこの2点は欠くことが出来ない要素です。地産地消での地域的な目的を考えると、地場消費を目的としてものと地域外からの誘導目的とになります。直売所の魅力は、その空間の広さにあります。広い空間で新鮮な野菜を選べる楽しみがあります。現在の直売所はただ単なる販売場所ではなく、「時間と場所による機会的な購買意欲をかきたてる場所」です。つまり、楽しむことが出来る場所でなければなりません。客を楽しませる条件は広い空間、新鮮野菜、高品質野菜、低価格、集荷力、生産者とのふれあい、試食、くつろぎスペース(地場商品での飲食物、スイーツ、)など顧客の欲求を満たし精神的に楽しめることが必要となってきているように思えます。このようなことは、スーパーやデパートにはない、直売所ならではの機会的欲求の充足が求められているのではないでしょうか。特産品が無くても新鮮な野菜とそれを使った美味しい食事ができれば楽しむ事ができます。直売所の大きな特徴に大型駐車場があります。現代の車社会では駐車場の良し悪しは、来場者数に即影響します。

 直売所のメリットは周辺農家からの出荷です。生産者の近辺に直売所があることで、高齢な生産者の方も気軽に販売に参加することができます。また、直接お客の言葉を聞けるので意欲も湧いてきます。高齢生産者が生産放棄すること少なくすることで休耕地を増やすことなく産地を活性できます。生産者の収入を考えても高額にはならないにしろ箱詰めや共同選果などのJAに払う手数料が少なくなるので、収入の効率は向上します。

 

 JAから見た直売所のメリットは、継続的な仕入を確保できることです。高齢だからといってJAへの出荷が減少するとJAにとっても死活問題となります。一般的に兼業農家では高齢になると自分の家庭で食べる分だけの生産しかしなくなり休耕地が増加する傾向になります。そうなってくると産地の生産力が衰えてくることになります。活気ある農村を作るには直売所はよい手段だといえます。このように小さな点在する生産農家を繋ぎとめておくことで、地場産地での仕入強化になります。地産地消の目的の一つに他県からの野菜の流入を少なくして、地野菜の地場消費を増やすことにあります。大都市の消費に依存するだけの出荷体制では、生産地としての基礎体力に劣ることになります。地場消費の衰えは地場農業の衰退にもなりかねません。このような仕入強化は地場消費生産者と転送集荷者とに生産者を区別することになり、生産に活性を齎します。また、地場産地を養うことは食糧難になりにくいことになります。転送商品を大都市に回し地場に何もない状態になると特産品がないことになります。特産品は地場で消費するからこそ特産品なのです。地場の生活を安定させることが、今後の競争に勝ち残る条件となります。

直売所の目的

・周辺産地の固定化   ・商品と消費の結びつけ

・消費者の固定化        ・安定供給


平成22年8月5日

 

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