<< 作物の栄養素 No26 | main | 人間と人 >>

作物の栄養素 No27

         目次を作りました。順番に見てね
 


 
 
作物の栄養と生育 No27
作物とpH

作物の栄養素吸収の環境 

CECとpH

 土の粒子は無機養分を保持して作物が吸収したいときに供給する働きをもっています。その働きを担っているのが粘土と腐植、およびこれが結合してできた粘土腐植体(膠着複合体)です。これらはその表面にマイナスの電子を帯びていて、プラスイオンを引き付けて保持します。どれだけの量のプラスイオンを保持できるかは、コロイドの持つ電子数で決まります。このことを陽イオン交換容量(塩基置換容量:CEC)といいミリグラム当量(me/100g)で表します。CECの大きい土ほど養分を保持して供給する力が強い地力のある土です。


コロイドのCEC



作物の栄養となるCaイオンと水素イオンが置換されることにより、土壌のコロイドが持つHイオンの数が分かることでpHが変化します。水素イオンとの交換容量が大きいほどpHは高くなります。

 腐植や粘土腐植複合体はCECが大きく、堆肥投入によって土壌中の腐植を増やすこと
は土の養分保持力の向上につながります。CECはそれぞれの土壌固有のものなので、土壌診断において、その数値を正確に把握することが適切な堆肥投入と施肥を行なう基本です。

※CECは乾土100g当たりのmg当量(me/100g)で表され、1meは約6×10−20個のマイナスの手を持っています。

平成22年06月23日 




コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
calendar
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
recommend
recommend
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす
アメリカはなぜ「ガン」が減少したか―「植物ミネラル栄養素療法」が奇跡を起こす (JUGEMレビュー »)
森山 晃嗣, Gary F. Gordon, ゲリー・F. ゴードン
ミネラルの大切さが解かります
recommend
免疫革命
免疫革命 (JUGEMレビュー »)
安保 徹
交感神経と副交感神経の関係がわかります。
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM