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土壌のしくみ(土づくりの意味

目次を作りました。順番に見てね

土壌のしくみ                        土壌改善への取組み
 環境問題や安全性の問題で社会を取り巻く状況は著しく変化してきており、平成11年11月に制定された農業・環境三法は、これらのことを厳しく追及する法律となっております。
農業・環境三法
1、 家畜排泄物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律(家畜排泄法)
2、 持続性の高い農業生産方式導入の促進に関する法律(持続農業法)
3、 肥料取締法の一部改正をする法律
内容
1は家畜排泄物法とも呼ばれ家畜糞尿の野積みや素掘りが禁止されます。
2は「土作りに関する技術」「化学肥料低減技術」「化学農薬低減技術」これら3つの技術を合わせ行う農業生産方式を持続性の高い農業としています。
3は販売堆肥の種類や原材料などの表示が義務化され堆肥の品質管理、品質評価が厳密になります。

語意
圃場:(ほじょう)はたけ
堆肥:自然なものを積もらせて作った肥料
肥料:土地の生産能力を維持増進し、植物の生長を促進させるために耕土に施す栄養物質。窒素、燐酸、カリをその主要素とし、有機肥料と無機肥料とに大別
耕土:土壌の最上部で、作物の根が伸び拡がる部分。地表から20cmくらいまで。作土
有機:生命力を有する意の総称、有機物:動植物を構成する炭素原子を含む物質
無機:鉱物性物質
土壌:地殻表面の岩石が崩壊分解して地表に堆積し動植物の遺体が加わって生成したもの

持続性のある農業とは
「土作りに関する技術」「化学肥料低減技術」「化学農薬低減技術」これら3つの技術を合わせ行なう農業生産方式を持続性の高い農業としています。持続性の高い農業では、土壌調査を行ない、その調査結果に基づき施肥設計による施肥改善が環境に負荷をかけないとし、堆肥の施用技術と組み合わせた健全な土作りを行なう必要があります。堆肥の施用効果をもって施した肥料が無駄なく吸収され、作物の生長と収穫物の品質向上を図ることで、土壌残留養分を蓄積しないクリーンな環境を作っていこうというものです。このことにより病害虫にも強い作物が育ち、化学肥料の適正な使用に結びつけた健康な土作りを完成させるものであります。さらに、健康な作物は農薬低減と結びつけられるとしています。堆肥利用と化学肥料低減技術の組み合わせの技術としては「局所施肥技術」「肥効調節型肥料施用技術」があり、堆肥との相乗効果をもって、よりよい作物を提供するものとのとしています。
持続性について
 持続農業法では三つの持続性を上げています。
’醒呂寮源採呂了続性
農業の生産基盤である農地について、堆肥利用により土壌の性質に由来する生産力の維持増進を図るものである。
⇔氷イ頁清抜超の持続性
化学的に合成された肥料・農薬の使用を減少させる技術の利用により、農業生産に伴う環境負荷の低減を通じ、持続可能な農業環境を確保すること。
生産物の量及び質の持続性、経済的な持続性
その生産物の量や質を従来の生産方式より低下させることなく経営的な合理性を有しているものであること。

「土作り、施肥設計・施肥改善」の意味するもの
収益の持続性
永代による生産の持続性
環境の持続性
これらは密接な関係にありお互いが交差しています。何より経済社会において消費者に支持されることが大切であり、その支持は経済価値によって還元されます。持続的に還元させるためには「生産技術」のほかに「経営技術」も必要です。これらの技術により後継者に農業を受け継ぐことを可能とします。「土作り、施肥設計・施肥改善」は誰でも分かる数字として土壌分析・土壌診断を行なうもので、この数値をもとに施肥設計・施肥改善を行ないます。成果も数字として見えるものとすることが必要です。
また、生産が継続できる環境がなければ後継者に引き継ぐこともできません。環境の持続は微生物、土壌動物、作物の活動によってもたらされるものです。窒素肥料を施すと土壌中の炭素と窒素の比率(C/N比・炭素率)が変わり、そのときの土壌の窒素含有量およびC/N比が作物の根と微生物の活動にとって最適な状態になるように土作り、施肥管理するのが土作りの技術です。最適な土作りの技術では窒素は作物の生長と品質向上にもっとも効果的に働き、また微生物とのバランスがとれて特定病原微生物の繁殖が抑えられます。堆肥も化学肥料もこのような最適環境を作るために施すものです。
 窒素を効果的に効かせるには燐酸が吸収されなければなりません。しか、し現状の畑では燐酸が過剰に集積しているので、過剰な燐酸の吸収、利用、除去のため必要な量の苦土を施すことにより燐酸の肥効が現れて、作物の葉の活力が高まり、品質も病害虫の抵抗力も向上するようになります。土壌中に蓄積した養分を収穫物づくりに無駄なく効かせる施肥技術が健康な土壌を作り、病害虫に侵せれにくく化学農薬に頼らなくてもいいような健全な体質をつくることが環境の持続であるとしています。

「土作り、施肥設計・施肥改善」の意味するものは、´↓これら三つの持続性であり、それに必要なのは土壌の体質改善による健康な土作りです。             

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