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作物の栄養素 No18

         目次を作りました。順番に見てね
 


 
 
作物の栄養と生育 No18
○各元素の働き
 
 

ホウ素(B)

 ホウ素はホウ酸として分子として存在しており、根からも葉からもよく吸収されます。作物によっては吸収したホウ素をよく再移動します。以前は再移動されにくいとされていました。再移動されにくい作物でも直接部位に葉面散布することでホウ素を吸収します。しかしホウ素は過剰障害も出やすく、適正量は作物によって異なるので注意が必要です。またホウ素には病害虫効果もあり、胡瓜ではうどんこ病が減ります。

 ホウ素の生理障害に占める割合は高く、特にアブラナ科野菜と瓜科野菜の双子葉植物のホウ素要求量は大きい。単子葉植物ではホウ素要求量は小さく欠乏症状も起こりにくい。また、必須元素のうちまれな非金属元素な為補酵素としての作用はない。

ホウ素は細胞壁成分であるリグニンの形成に大いに関与しており、不足すると細胞壁に異常が現れ細胞壁が内側から崩壊するので、そこから病害虫の発生箇所となる。

 

機能:Caの吸収、再移動に関与。

    細胞壁生成に関与。

    水分・糖・窒素代謝に関与。

    酵素作用の活性化。

    生長促進

効果:新芽や根の生育促進。

    細胞壁を維持し病害虫の防御

欠乏:外観的な変化はなく収量が低下する。

    アブラナ科と果樹には欠乏症状が出る。芯腐れ、芯部の黒褐色化、茎や果実組織に亀裂など作物により異なる。

    新葉の生育の停止、黄化。

    根部の生長阻害。

    塊茎、塊根、球根など急激に肥大する組織の成長阻害

欠乏原因:pHが酸性だと融解し流亡する。

       土壌の水分不足

       pHがアルカリだと土壌に固定される。

       土壌が砂質

欠乏対策:ホウ素含有資材の投入(適量幅が狭いので過剰に注意する)

過剰:葉緑部の黄化、茶褐色

過剰原因:作物によって施肥濃度が異なる

       適量幅が狭い

過剰対策:アルカリ資材の投入

平成22年06月07日 




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