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作物の栄養素 No16

         目次を作りました。順番に見てね
 


 
 
作物の栄養と生育 No16
○各元素の働き
 
 

マンガン(Mn)

 呼吸酵素やタンパク質を作る酵素の構成要素。酸化還元反応での酵素の中心元素として働き、緑葉に含まれる総量のうち50%程度が葉緑体に存在しており、水の光分解の過程でも働いている。Mnが欠乏すると葉緑体構造が破壊されるがその活動は維持される。

 

機能:葉緑素の生成、光合成、ビタミンCの合成に関与

効果:土壌病害の防止

欠乏:アルカリ土壌では酸化されて欠乏しやすくなる。

    植物体内で再移動しにくいので、上位葉に葉脈間の黄化が見られる。

Ca・B・Feとは異なり場合によっては下葉から黄化する。

    葉緑体構造が破壊され、黄化や葉脈間に白色の小斑点が現れる。

    生長点の伸長停止などはない。

    欠乏が回復されると黄化も生育に伴って回復することも多い

    品質、耐病害虫、耐寒性が低下する。

    土壌病害虫が根に侵入しやすくなる。

欠乏原因:土壌pHが高く不溶化する場合

       堆肥連用によるマンガン酸化菌の活性によって作物の利用を妨げる

欠乏対策:マンガンを多く含む肥料、土壌改良剤の投入。

       pHを下げる

過剰:胡瓜などの瓜科野菜では葉脈や葉柄が黒く褐変する。

    ナス科野菜では小さな斑点が不規則に生じる。

    ホウレンソウなどでは新葉部の黄化が現れる。

過剰原因:土壌のpHが低い為、若しくは酸化還元電位(Eh)が低い為

       必須元素のうちMoを除く全ての元素がpHが低くなるとその溶解度
       は増す。金属は酸に溶けやすくアルカリで不溶化する。

       土壌の酸化還元電位が高いときには、土壌中に酸素が沢山あり
       イオンのやり取りが潤沢に出来るときで、土壌中の酸素が少ないと
       きは酸化還元電位は低くなる。

過剰対策:土壌pHを上げる。

       排水を良くする。


平成22年06月04日 




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