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作物の栄養素 No15

         目次を作りました。順番に見てね
 


 
 
作物の栄養と生育 No15
○各元素の働き
   
 

鉄(Fe)

 葉緑体の燐蛋白と結合して葉緑素の形成に関与する。鉄が無いと葉緑素が出来ないので葉がクロロシス(黄白化)し、生育を妨げる。また鉄酵素として生体内の酸化還元に関与、代謝作用では不足するとタンパク質の合成が阻害され、作物体内に可溶性窒素が溜まり病気になりやすくなる。鉄は再移動しにくにので根からの吸収量が減ると新葉にその症状が現れます。新葉に症状が出るカルシウム欠乏やホウ素欠乏では生育が停止しますが、鉄欠乏ではそれほどまでにない。また、鉄は土壌の微量元素K,P、Cu、Zn、Moなどと拮抗しているので、バランスが崩れると障害が発生する。

機能:葉緑素の生成。

   効果:エネルギーの伝達

欠乏:植物体内で再移動がしにくいので生長点が黄白化するが、壊死や褐変は起こりにくい。

     窒素が溜まり病気になりやすくなる。

     新葉から黄白化する。

欠乏原因:一般的に圃場で鉄が欠乏することはない。二次的な要因としてpHが高く鉄が不溶化して起こる場合がある。

水耕栽培ではリン酸や重金属の多量施用により起こる。

        酸性を好む作物で土壌が中性域になると鉄欠乏が起きる。

        リン酸過剰による鉄の不溶化

欠乏対策:硫酸第一鉄の葉面散布

過剰:一般圃場での可溶性鉄が過剰に存在することはない。

    根が枯れ葉が白くなる

過剰原因:人為的な投入。堆肥投入による分解過程で生成される。

過剰対策:有機物の施用を止める。

平成22年06月03日 




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