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ゼオライト No4

 

         目次を作りました。順番に見てね
 


 

ゼオライト No4
   

ゼオライトの特性 

・窒素肥料の肥効向上

有機物を施用すると糸状菌に分解されアンモニウムイオンが放出され、さらに硝化細菌により硝酸イオンに変化して植物に吸収されます。しかし硝酸イオンはマイナスイオンの為、土壌には吸着されずに流亡してしまいます。ゼオライトの施用によりアンモニウムイオンはゼオライトに吸着されます。また一部のアンモニウムイオンは水溶性アンモニウムイオンとなり、土壌中の硝化細菌により硝酸イオンとなります。土壌中の硝酸イオンが減るとゼオライトに吸着されていたアンモニウムイオンが水溶性アンモニウムイオンとなり、硝酸イオンとなります。つまりゼオライトの施用により有機物のアンモニアイオンは一旦ゼオライトに蓄えられ、一部は硝酸イオンとなり植物に吸収され減少するとゼオライトからアンモニウムイオンが再び放出され硝酸イオンとなり植物に吸収されます。このため窒素肥料の肥効が高まり、収量の向上に繋がります。ゼオライトの施用によりより長く肥効を保つことが出来るようになります。ゼオライトを投入することで水溶性アンモニウムイオンを抑制できることになり、肥効を保つことが出来るようになります。

 

ゼオライトの活用

 ゼオライトの特性であるアンモニウムイオンの吸着性を活かした使い方に、ゼオライト堆肥があります。有機物を堆肥化するときアンモニア臭が発生しますが、ゼオライトを投入することで、この臭いを低減することが出来ます。ゼオライトがアンモニアイオンを吸着することでアンモニアガスの揮発量を減少させることが出来ます。また、前処理として堆肥化にすることで、ゼオライトの無混入資材よりも早く窒素の肥効を早めることが出来ます。ゼオライトを直接圃場に投入してから窒素肥料を施用するとアンモニウムイオンの貯蔵率が下がるので、予め肥料にゼオライトを20%程度混ぜて施用すると効果的です。ゼオライトは有機物だけではなく硫安、尿素、リン安などや窒素成分を多く含む油かすなどとも相性がよくアンモニウムイオンを吸着します。ゼオライト混入肥料を施用する場合は溝肥にするほうが安価となり効率的です。

 ゼオライトの間接的な肥料効果としてはカルシウムイオンやマグネシウムイオン、カリウムイオンもアンモニアイオンと同様に吸着します。また、吸着されたカルシウムイオンはリン酸と結合するのでリン酸の肥効も高まります。しかし一般的な圃場では塩類が蓄積傾向にあるので、窒素の肥効の向上に適しています。


平成22年04月21日 




 


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