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ゼオライトNo3

 

         目次を作りました。順番に見てね
 


 

ゼオライト No3
  
 

ゼオライトの特性

・微細孔

ゼオライトの特性はCECが大きいだけではなく、アンモニウムイオンとカリウムイオンを特異的に吸着します。これはゼオライトの隙間にアンモニウムイオン等が入り込むからです。ゼオライトの微細孔の大きさは1億分の1cm程度(1オングストローム)で、この大きさ以下のイオンでなければ隙間に入り込むことが出来ません。この隙間の大きさが窒素肥料をゆっくり効かせる働きをしています。


・珪酸とアルミナ

ゼオライトは70%程度の珪酸を含有しています。優良粘土鉱物といわれるものはアルミナよりも珪酸が多く含まれています。アルミナに対する珪酸の含有率が高いほど粘土鉱物中に陰イオンを多く保持しています。マイナスに土が帯電しているとカルシウムイオン、マグネシウムイオン、カリウムイオン、アンモニウムイオンなどの野菜の養分となる肥料成分を多く電気的に吸着します。ゼオライトは優良粘土鉱物であるモンモリロナイトとも特にアルミナが少なく、陰イオンを沢山保持しています。


品名 \ 含有率%

珪酸(Sio2

アルミナ(Al2o2

ゼオライト

66.2           

69.5

モンモリロライト

11.5

15.4

ゼオライト:福島産  モンモリロナイト:宮城県産
 資料2009タキイ最前線より


珪酸はうり科の野菜の耐病性を高めますが、天然ゼオライトでは珪酸が溶け出して植物に吸収されることはありません。


・吸水性はない

 また、ゼオライトの隙間は水分を保持すると思われがちですが実際は保水力はありません。確かに乾燥したゼオライトは水分をよく吸収しますが、この水は吸着水と呼ばれ、植物が吸収利用することが出来ません。土壌の保水性を高めるものにはバーミキュライトやパーライト、ピートモスなどが別にあります。

吸着水:粘土のような微細な土粒子の表面に薄く固着している水で、土粒子の負の帯電によって吸着しています。


・塩類低下効果はない

 ゼオライトはCEC(塩基置換容量)が高いため、塩類対策に有望と思われがちですが効果はまったくありません。塩類集積というと塩というイメージですが化学的な意味での塩類は塩とは異なります。土壌に含まれる塩類は硝酸イオンと呼ばれる窒素成分です。硝酸イオンはマイナスイオンなので、マイナスに帯電しているゼオライトとは吸着しません。また、リン酸イオンもマイナスなのでゼオライトには吸着されません。しかしリン酸イオンはカルシウムと反応してリン酸カルシウムとなり植物に利用されます。

平成22年04月19日 





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