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ゼオライト No2

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ゼオライト No2
 

ゼオライトの利用

養分保持力

 土のコロイドに吸着する肥料養分の量は土の種類によって大きく差があります。砂質の

土ではコロイドができにくいので吸収性が弱く、粘土分の多い埴土や腐植を多く含む土は吸収性が大きくなります。つまり砂質の土では、肥料を施しても雨や灌水で流れやすいため肥料切れがおこりやすく、また土の中の水に溶けている量も多いため肥料やけの心配も大きくなります。一方粘土と腐植が多い土は肥料もちのよい地力のある土といえます。作物にとって化学的にいい土とは、肥料が吸収しやすい形で保持されている土です。従って陽イオンを多くひきつけるマイナスイオンを持つ土ほど好ましいといえます。

 

CEC(塩基置換容量)

 土の粒子は無機養分を保持して作物が吸収したいときに供給する働きをもっています。その働きを担っているのが粘土と腐植、およびこれが結合してできた粘土腐植体(膠着複合体)です。これらはその表面にマイナスの電子を帯びていて、プラスイオンを引き付けて保持します。どれだけの量のプラスイオンを保持できるかは、コロイドの持つ電子数で決まります。このことを陽イオン交換容量(塩基置換容量:CEC)といいミリグラム当量(me/100g)で表します。CECの大きい土ほど養分を保持して供給する力が強い地力のある土です。

 

塩基飽和度

 養分保持力はコロイドがもつ電子数で決まり、陽イオンを引き付ける力といえます。このマイナスイオンと陽イオンが結びついている割合を「塩基飽和度」といいます。塩基飽和度60%とは土壌粒子のマイナスイオンに石灰(Ca)、苦土(Mg)カリ(K+)の陽イオンが60%の割合で結びついていることを示しています。残り20%のマイナスイオンにアンモニア態窒素20%、水素20%が保持されています。この塩基飽和度によって土壌改良を行なわないと土壌は悪化することになります。その作物に合った塩基飽和度以上に酸性改良だとして石灰を多く投入して塩基が多くなると、それまで土に保持されていたアンモニア態窒素が溢れて土壌溶液に溶け出してきます。溢れたアンモニアは土壌微生物に食べられて亜硝酸、硝酸と変化して土壌中の硝酸態窒素が異常に多くなり、窒素濃度が上がることにより根が傷んだり、また硝酸は吸収されやすいことから作物本体は窒素優先で軟弱な生育になり、品質も悪化します。また、土壌病害や地上部の病害虫にもかかりやすくなってしまいます。これと同じように土壌改良として堆肥を投入した場合でも石灰や苦土が土壌のCECを超える場合は同じような土壌障害が発生します。またこれとは逆に塩基飽和度が低すぎると窒素を施しても作物に吸収されにくく収量がとれない結果になります。

平成22年04月16日 





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