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デフレインフレでの価値

 

         目次を作りました。順番に見てね
 



 

デフレとインフレ下での価値

インフレとデフレでは経済状況はまったく異なります。インフレでは供給が不十分となり商品不足が発生して、物価の上昇が継続して起こり貨幣価値が下落します。デフレでは供給過多となり在庫過剰となり商品が市場に溢れて、貨幣価値が上昇します。価値の視点を何処に置くかで見方が変わります。価値の基準を商品に置くか貨幣におくかで症状は同じでも見方や対応が変わってきます。

デフレの場合商品価値に視点を当てると、今まで1000円していたものが800円で買えるようになるので価値は下がったと判断できます。では、貨幣価値に視点を当てると1000円を出して買っていたものが800円で買えるのですから貨幣価値は上がったことになります。しかし、本当にそうなのでしょうか?価値を考えた場合、価値は何によって測ることが出来るのでしょうか。例えば給料で物事を考えるとデフレでは物価下落により生産性の低下を招き消費が冷え込んできます。そうなるとベアはアップではなくダウンへと向かいます。つまり1000円を給与で貰っていたとしてもデフレの影響で給与が800円に下がることになります。デフレは所得も低下させます。結果買える商品は今まで通りか、それ以上に少なくなることもあります。そうなると生活の質は低下します。そうなると価値の比較規準は「生活の質」にあるように思えます。インフレにおいてもしかりです。現代社会では経済価値が全てのように思われていますが、問題は生活の質の価値です。

 では生活の質の価値とは何でしょう? 生活の質の価値とはその人の現在と将来の比較において生活の質が向上することです。生活の質が向上することで「ゆとり」が出来ます。ゆとりは経済価値に置き換えることは出来ません。つまり物質的な価値ではなく「精神的な価値」といえます。この精神的な価値も経済状況によって変化します。

デフレにおける物質的な価値は「使用価値」です。使ってみて満足できるかと言う点です。最近の商品は優れており付加価値が高くなってきています。その為使い方や目的が分らないものがあります。それ を補うのが説明書です。説明書といっても取り扱い方説明書ではなく、付加価値の説明書です。つまり価値の可視化を図るものです。この価値は“使ってなんぼのもんや”というものです。この価値の支持は粗利益に跳ね返ってきます。付加価値である使用価値が認められれば、その商品価値は向上します。その結果粗利益が価値の大きさを表すことになります。

 ではインフレの場合はどうでしょう。インフレの価値は物的な価値です。それが欲しいという「欲望価値」です。この欲望価値を満たすのは供給です。デフレでは説明責任が付加価値となりましたがインフレでは供給責任が付加価値となります。また、その支持を表すものは売上高です。価値の見方を変えると考え方も変わり、その対応も変わってきます。必要なことは消費者の価値を知ることです。

 

デフレ

インフレ

価値

使用価値

欲望価値

付加価値責任

説明責任

供給責任

消費者の支持表現

粗利益

売上高

最終価値

生活の質の向上

生活の質の向上

 平成22年2月27日


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