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食糧戦略供No31

 

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食糧戦略供。裡31 2009,10〜
第二章 流通戦略を考える


各流通段階における戦略

・仲卸

 仲卸は生産者と消費者の仲立ちの役目です。そのため量販店から無茶なことを強いられることが多々あります。その祭に発生する損は仲卸が被る事が殆どです。特売や感謝セール等仲卸の損害は大きなものです。このような損を出さない為には、質の販売を量販店と取り組まなければなりません。やはりその為には産地の確保が必要です。しかし、生産者は仲卸の情報はもっておらず、いきなり話があっても信用してもらえません。また、仲卸も単独で産地を探し確保するのも困難です。ここではやはりネームバリューのある卸売業者と組んで産地契約を進めることが効率的です。生産者側も大抵の場合は農協の組合員なので農協を無視して取引することは出来ません。生産者と農協卸と仲卸が一体となった取組みが必要となります。卸の特徴が供給力で仲卸の特徴が調達力だというのもこのことです。卸は生産拠点を仲卸は仕入先を確保しなければなりません。また、仲卸の役割は量販店との産地の結びつけです。仲卸の仕事は販売ですが流通全体の仕事として考えると、その役割は結び付けです。では、どのようね結び付けの役割を果たすかというと産地コディネーターとして、量販店の要望を叶える為特定の産地を選定します。つまり“コーディネイト=調整する”を流通の中での役割としています。販売を前面に押し出すと流通の役割を果たせなくなります。これは産地、JA、卸、仲卸、量販店において共通して言えることで、販売と役割は別物です。販売を仕事とすると流通全体の役割を果たせなくなり、個人プレーとなり流通全体での目的をまっとうできなくなり、その場限りの仕事となります。流通全体の役割を社会全体の役割として捉えなければ、勝負社会での潰しあいとなります。流通の目的は円滑な経済活動と商品供給です。社会がグローバルになり高度化してくると更に複数の目的が増えてきます。例えば健康や精神的なものであったりします。それらの要望を社会の成長に沿ってコーディネイトしていくのが仲卸の仕事となります。そのような社会的目的を持った行動をすることで将来の仕事へと結びつけて行きます。産地と消費者の結びつけは現在と将来の結びつけでもあります。仲卸の特徴が調達力とするのは仲卸がコーディネターとしての調整の役割を担っているからです。

 

追伸:この様なことを考えている間に新筑豊青果と大分中央農産が持ち株会社を設立し、双方子会社となって連携の強化を図っています。卸と仲卸、それも県を跳び越した他県の市場間でのことです。とても理に適ったものだと思います。今後は流通全体の仕組みを考えた提携が進むものと思われます。(提携記事は農経新聞、09/12/18掲載分です)

 

平成21年12月22日






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