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消費低迷 No9

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消費の低迷を考えるNo9
消費低迷


消費ニーズとブランド

 売上を増やすには消費ニーズに応えることだと言われていますが消費ニーズとはなんでしょう。現在のデフレと値引きを見ていると消費ニーズは値段のように思われます。というより小売店が勝手にニーズを値段と決めているように感じます。果たして消費者は値段を必要としているのでしょうか。ニーズは必要なものという意味です。決して欲しいものではありません。必要なものと欲しいものとの違いとは何でしょう。欲しいものといっても色々な見方が出来ます。物質的なものか、本当になくては困るものか、ただ単に欲しいものか、色々あります。小売店の消費ニーズは売れるか売れないかだけの値段だけの判断となっている。ニーズとは要求であり顧客満足です。単価は購買のきっかけにしか過ぎません。では、小売店がなぜ安いことを目的としたPBに走っているのでしょうか。それは消費者が求めているものがないからです。物質が飽和状態にあるので、どの商品を選んでも大差はありません。このような状態で購買行動の差が現れるのは値段です。値段を下げることで消費者は得したと感じ満足を得ます。この満足を消費ニーズと小売は勘違いをして、値段競争に突入したのではないでしょうか。物質が満たされている現在における消費ニーズは、問題の解決です。消費者自らが抱えている問題を認識して行動に変えないと、このデフレは止まりません。小売店はその問題を表面化させ、そしてその問題解決の手助けをすることが必要です。買い物に来るのは買い物に来る理由があります。その理由というのが消費者が抱える問題点です。購買の動機は問題解決だということを知ることが大切です。その問題を親身の考え対応することが小売の仕事ではないでしょうか。ただ単に安い商品を並べることで、消費の目的をすり替えています。消費ニーズを問題解決から得をしたという気分にすり替えることでその問題を解決しようとしています。確かに問題解決をするために購入する商品が同じ商品なら安いものを買います。安いものを買い続けると知らずのうちに問題解決が値段へとすりかえられてしまいます。そのように癖づけられた消費者は安いものしか買わなくなります。消費者への理解が不足していることが原因でこの様な値引き(安売り)へとなっています。

 消費者の理解を考えるならば、何を問題として買い物に来ているのか明確にする手伝いが必要です。その為には対面による販売を心がけ消費者と触れ合う時間、つまり時間の共有が必要です。消費者が抱えている問題を表面化して、それに応えることが消費ニーズへの対応だと考えます。物質的なものが飽和状態にある中での消費動向には、生活の質の向上を目的としたものがあります。こういった意味でNB商品は目的が明確に打ち出されています。NB商品の優れている点は、この顧客の生活の質の向上を手助けしようとしているところです。美味しさや機能性を向上させることで消費者の心の満足を生み出し、精神的なゆとりへと変換してくれます。私たち消費者が本当の意味で求めているのは生活の質の向上であり、心のゆとりではないでしょうか。値段の高い安いではなく商品から得られる心の充足が消費ニーズではないでしょうか。心の充足は損得の問題ではありません。


最後に日本的デフレ

日本のデフレの原因を考えると

1、景気後退による買い控え(賃金低下、失業、先行き不安など)

2、供給過剰による物価下落(コスト低減による過剰生産)

3、安物嗜好によるデフレけん引(品質より単価)

4、 少子化による人口の減少(需要不足)

5、労働人口の減少(購買意欲の低下)

6、高齢者による消費低下(貯蓄型)

7、若者の減少(高齢化による需要者の減少)

8、雇用延長の影響(若者の労働シェアの減少)

などの理由が考えられます。

このうち4〜8は少子高齢化の影響だと言えます。経済は人口増加と成長が
前提となっているので、経済の構造そのものの考え方を変えていかなければなりません。


平成2112月21




 

 

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