運とツキ
あなたは幸運の持ち主ですか、それともラッキーなだけですか？
人を見ていると「運」の強い人と「ツキ」のある人がいるように思えます。「運」と「ツキ」果たしてどのように違うのでしょう。運のいい人はずっと運がいいのではなく相対的に運がいいのだと思います。ツキは“たまたま”といった感じです。“たまたま”を漢字で書くと“偶々”です。偶は偶然の偶です。偶然が重なって“たまたま”・・・たまたま良かっただけなのです。悪いことがあると口走る言葉はアンラッキーです。勝負の世界ではアンラッキーはありません。負けにはアンラッキーはないのです。負けは実力不足だから負けたのです。しかし、たまたま相手の選手のミスなどの拾い物で勝つことはあります。これはラッキーです。勝負の世界では勝つことも負けることも、ラッキーでなく実力です。偶々勝つことはあっても、たまたま負けたりはしません。負けは練習不足です。
一方、「運」はどうでしょう。運がいい人は常に努力している人です。頭がいいとか悪いとかいう問題でなく、がむしゃらに頑張った人に運は付いてくると思います。成功者の人たちを見ていると、チャンスを逃さないということと、諦めないということが成功の元のように思えます。それもただ頑張るのではなく自分なりに考えて計算して頑張っているのです。成功を羨ましがる人は、成功への努力をしていない人たちです。とにかく行動に起こした人が成功への入り口をくぐる事ができるのです。思っているだけでは入り口すら見えないはずです。運の強い人は、運を掴もうと努力をしている人たちです。そう絶えず努力をしているので成果として継続的な力を持つことになるのではないでしょうか。また、運の強い人にネガティブな人はいないと思います。考え方がプラス思考のポジティブ派です。何とか道を切り開こうと自分の道を探している人たちです。また、そういう人たちは他人のせいにはしません。全て自己責任で前に進もうとしています。マイナスなことも敢えて運が良かったからこの程度で済んだと思うのです。だから次へのエネルギーを温存できるのです。しかし、アンラッキーな人では、エネルギーがマイナス方向になっていますので、プラスへの転換は容易ではありません。運はその人が行なってきた行動や知識、知恵といったものが支えになっています。しかし、ラッキーにはそれらがありません。なぜなら最初から“たまたま”だからです。また、運がいい人にはチャンスが見えています。他人が見えないチャンスが見えているのです。それなりの考え方や豊富な知識と経験に裏づけされた感など様ざまな要因を持っています。それら充分に使って適切な決断を下すことができるので、他人が見えないチャンスを掴むことができるのです。知識があると見えないチャンスが見えてくるのです。それを行動に表現することでチャンスを確りと手に入れることができます。また、チャンスを掴んだ人は人間関係が広く深いということも感じます。そうなってくると他人が運を運んできてくれます。後はその運に上手く乗っかればいいのです。そうすると運がツキをも運んできます。チャンスは身近な人からのプレゼントでもあるのです。より多くの人と出会うことは、そのどこかで自分の将来を左右するような運命的な出会いも混じっているかも知れません。身勝手な人にツキはあっても運はありません。出会いは大切にしたいものですね。
運の条件
�� 継続的な努力して （諦めないで）
�� そのことが好き （自ら進んで）
�� 思考が感情的でなく科学的 （研究熱心）
�� 自分にあった方法で （自分らしく）
�� 協力者がいる （良好な人間関係）
“運は自分の手で掴むもの、ツキは拾うものです。”
