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消費低迷 No7

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消費の低迷を考えるNo7
消費低迷

デフレと流動比率

 流動比率は銀行が資金を貸しても充分に回収出来るかを知る為の指標です。流動比率のことを安全率というのもこの為です。この安全率は銀行から見て貸して安全かどうかということです。逆に企業側から見れば安全率は借入できるかどうかの指標となります。銀行が安全だと判断しなければ借りることは出来ないのです。流動比率とは貸借の流動資産と流動負債の比率のことで「流動資産 ÷ 流動負債」で表されます。これがなぜ安全率かというと“流動資産は1年以内に回収できる資金で他人に貸しているもの”です。“流動負債は1年以内に返済できる資金で他人から借りているもの”です。簡単に言うと流動資産は短期の貸付金、流動負債は短期の借入金です。だから貸付金より借入金が多いと返済が出来ないことを意味しているので銀行は貸付に対する安全率として見ている訳です。デフレになると流動比率は悪化してきます。入金は遅くなり支払いは催促され、更に利益がないので流動資産を資金化して使うので流動比率は悪化します。この流動比率が下方へと動き出したら要注意が必要です。借入が出来なくなる可能性が高くなるということになるので、総資本利益率と同じく十分な管理が必要となります。流動比率の管理をするためには月々の試算表を作成して、月毎に数値を取り管理します。流動比率の悪化を食い止めるには利益の創出しかありません。延命としての措置としては固定資産の売却です。

 また、PB商品を請負い新たな機械の購入して生産高を増やそうとするときにも充分な注意が必要です。短期借入や手持ち資金で設備資金を賄うと流動比率は悪化します。流動比率を低下させずに設備資金を調達する場合は長期借入が適切です。デフレ時に流動比率が100%を切っている企業での設備投資で、利息の負担を嫌って預金の取り崩しを行うと流動比率は悪化するので、十分な利益計画が必要です。流動比率は一般的には100%以上が健全とされていますが、資金を回す為には借入が多いほうが便利です。流動比率の管理で大切なことは、比率を変動させないようにすることです。つまり安定した資金繰りを行う事です。因みに私が思う流動比率の下限点は60%程度としています。60%を切るとさすがに銀行借入は困難になるのではないでしょうか。但し流動比率が100%以下でも借入が出来る条件は黒字でなければなりません。

平成2112月18




 


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