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食糧戦略供。裡15

  
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食糧戦略供。裡15 2009,10〜
第二章 流通戦略を考える


   

食糧戦略 

市場流通における固定化の意味

それでは市場流通における固定化の役割について考えて見ます。しかし、今まで通りの流通方法では仕組みとして変わりがないことになり、一般的な市場流通となります。固定化における流通のあり方は相場制からの脱却であり、各部署におけるリスクを負担するものです。今までの市場流通ではリスクを負うのは生産者と仲卸でした。生産者は製造原価に関係なく、相場で販売されそれから農協の手数料が引かれて入金となります。仲卸では相場は値決めによる買付と同じなので、値段に対するリスクを負うことになります。これではリスクを負わないものは真剣に取引に参加することがないように思えます。固定化に於いてリスクは平等に分担されます。つまり相場ではなく値決めによる買付で取引を行います。こうすることで真剣に取引を考えるようになり流通の質や商品の質を向上させることが出来ます。新聞では買付によって卸売業者が損失をだしているとしていますが、それは「目利き」がなされていないからではないでしょうか。今まで委託販売になれていた者からすれば値決めは難しいものがあります。流通を相場から値決めに買えることで質の高い取引が行えるようなり適正な利益を確保することになります。そうなると生産者も考えて質の高いものを作らなければならないことになります。今までの競りでは良いものも悪いものも一緒に競られて品質の差を値段に反映することが困難でしたが、買付では商品を見て値決めをするので、相場に縛られることなく、質の流通が出来るようになります。質が向上すれば当然利益も確保できるようになってきます。良いものを作る生産者の価値が適正に評価され品質の悪いものは市場から弾け出されるようになってきます。

固定化における狙いは質の競争であり、生産者の選別にあります。良いものを作る生産者は質の向上による収入の向上が期待されます。商売の基本は仕入です。その仕入が疎かになると収益を圧迫します。「利の元は仕入にあり」と申しますし。

 

 

また、固定化の農業全体に対する意味合いは、自給率を上げる為に耕作放棄地を開拓して農地を確保することも大切かもしれませんが、既存の畑での所得を増やすこととロスをなくすことも大切です。

結びつけ(固定化)による農業全体への意味合い

     品質の向上を目指すことで反当りの収入を増やすこと

     結びつけを行う事で流通ロスをなくすこと

     品質を高めることで食べ残しを失くすこと

     生産に於いて廃棄ロスをなくすこと

     消費効率を上げることで自給率を上げること

     質の向上により反収が上がり、耕地面積を無駄に確保することがなくなり、人手の確保が容易となり、農業人口の減少に対応した生産手段となる

 

整理:間接流通における固定化は値決め取引(買付け)を基本とします。


平成21年11月16日








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