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食料戦略僑裡5

 
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食糧戦略供。裡5 2009,10〜
社会情勢で見る農業


○市場 

買付集荷

 年々卸売市場の買付割合が高くなってきています。中央卸売青果市場での集荷方法は1992年(平成4年)頃までは8割程度が委託で残り2割程度が買付でした。このころの買付は品揃えと商品不足に対応したものでしたが、最近では買付比率が30%程度になっており、収益率も低下しています。買付の増加は品揃えと出荷者の希望価格に応える為で、収益の圧迫につながっています。しかし、ここで考えなければならないことは、市場外流通では全て買付で行われる点です。買付が儲からないとなると市場外流通でも儲からないことになり、市場外流通が減り市場流通が増えることになります。しかし、現実には市場外流通は増加しているので、儲からない仕組みに問題があるのであって、買付に問題があるわけではありません。

 また、市場外流通が増える理由としては、生産者の農協離れが上げられます。最近の農協の選果システムはハイテクノロジーになっており、その分生産者の負担が増えることになり、生産者の収益を圧迫します。簡単な選果で手取りが増えるのならば市場外流通が増加することも頷けます。市場外流通は、生産者・流通業者・買受人がコストの削減を目的としている為、収益性が向上します。また、更に収益性を安定させる為にそれぞれの分野に於いての工夫が施されています。

 

市場の欠点

 現在の市場離れが進んでいる原因について考えてみると決してコスト面だけのことではありません。市場離れは外部買付人(加工業者など)だけではなく、市場内の仲卸や出荷団体である農協などにおいても市場離れは起きています。その理由を各立場で考えて見まると

市場外取引を行う理由

出荷者 :単価が安い

仲卸  :品揃えが悪い、質が悪い(安定していない)

外部買受人(加工業者など) :単価が高い

が考えられます。

 

ここで矛盾を感じるのは出荷者は単価が安いといい、買受人は単価が高いと思っています。外部買受人が単価が高いと思う理由には、仲卸の存在があるからです。外部買受人は仲卸を通して商品を購入します。その分単価が高いと感じるわけです。

 

では仲卸が介在しないと外部買受人が単独で品揃えをするには厳しいものがあります。しかし、特定商品の加工業者などでは使う原料は決まっているので、その分だけを市場を通さずに直接買い付けることでコストを削減することが出来ます。これは扱う商材が数品なら可能ですが多数になると仲卸に頼らざるには得ません。また、商材は1年を通して必要とされますが、産地では1年間通して出荷することは不可能です。1年を通しての商材の調達となるとどうしても卸や仲卸に頼らざる得ないことになります。しかし、現実的には外部での流通が行われており、加工業者などは直接独自で仕入をおこなっており、社会全体で安いものが求められていることを窺わせます。

平成21年10月21日






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