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食糧戦略供No4

 
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食糧戦略供。裡4 2009,10〜
社会情勢で見る農業

市場流通

市場の推移を見ても分るように市場の必要性が失われてきています。昭和60年での中央卸売市場の数は91件、地方卸売市場は1707件ですが、平成19年では中央卸売市場が81件、地方卸売市場が1237件となっており、中央卸売市場で10件の減少、地方卸売市場で470件の減少となっており、地方の減少は急激なものとなっております。ところが地方卸売市場では公設と第3セクターによる市場数が増えており、民営では成り立たない厳しい状況に陥っていることを窺わせます。つまりこのことは、何らかの公的な支援がないと市場が経済的に成り立たないことになります。

また、中央卸売市場においてもその数は減少しており、市場運営の難しさを物語っています。


 資料:食品流通構造改善促進機構  データ:卸売市場数の推移

これらのことから考えてみると今の市場流通のあり方が現在の社会に適応していないのではないでしょうか。ではどのようなところが適応していないのでしょうか。そのことを知る為に青果物の流通経路について考えてみましょう。


青果物の流通経路

資料:農林水産統計から

市場運営が成り立たなくなった原因の一つに市場経由率の低下があります。卸売市場を経由しないで加工業者や小売業等に直接商品が流れている為です。市場の機能が時代の変化に遅れているために、市場を経由しない流通が増えていることになります。市場の魅力は仕入れが確実に行われることにありますが、商品手当が卸売市場でなくてもできるようになってきたからではないでしょうか。その次の原因としては卸売市場の流通量調整機能の喪失です。今までの社会は消費が順調に伸びてきましたが、最近では消費が低迷しています。これは卸売市場が「競り」による相場で流通量を調整してきましたが、消費の低迷により消費量と相場の関係が崩れたことにあります。実際には消費の低迷と言うよりも社会の変化と捉えるべきものです。そして今後に関与しているのが産地の問題です。消費ニーズと産地ニーズのずれが流通そのものに影響を与えているのものと思います。


一旦整理して卸売市場の変化を見てみると

     市場外流通の増加 

     消費と相場の乖離(流通調整機能の喪失)

     消費ニーズと産地要望の温度差

が考えられます。

卸売市場経由率

中央卸売市場卸売業者数の推移



平成21年10月15日






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