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2009食料・農業・農村白書No19

      目次を作りました。順番に見てね
 



2009食料・農業・農村白書を読むNo19

第二章      安定供給と今後の見通し

○国内の安定供給  

 

新規就農者

2007年は景気回復から就農者が9.3%減少し73,460人となりましたが、新規就農者のうち農業法人等に雇用された者は7,290人と前年よりも12%も増加しています。雇用就農者のうち、39歳以下が56.8%と6割近く占め、60歳未満では88.1%にまで上ります。また、非農家出身者が8割にもなり、農業に対する魅力を感じていることを窺わせます。


2007
年就農形態別新規就農者
 

食料・農業・農村白書参考統計表より


 今後は新規の就農者の定着率を上げるために年収を増やし、仕事に魅力を感じさせるようにして、担い手の育成に努めることが必要です。


 

女性農業者

 2008年度に於ける女性農業者は、農業就業人口の54%、基幹的農業従事者の44%を占めており、女性の活躍を抜きにして農業は成り立ちません。

農家の女性の5割が農産物の加工や販売等の企業活動に参画したいと思い、男性の6割が参画して欲しいと考えています。女性の起業活動は2006年には9,444件ですが、そのうち6割が300万円未満の取組みとなっています。このような取組みをすることで地域の特色を活かした特産品の製造販売が行えるようになってきました。農業全体での役割分担を考えると男性が農産物を生産し、女性が加工・販売といった区分が出来てきています。
     農村女性の起業      農村女性の起業活動内容(複数回答)


食料・農業・農村白書参考統計表より

 

 就農全体で考えてみると「生産と販売の収支バランスをとる」ことが、農業全体での就農率を上げるものと思われます。生産ばかりに偏っていては、販売という出口がないので糞詰まりになってしまいます。販売・消費という出口があるから生産側の就農が維持・向上出来るわけです。農業というと生産ばかりに注目しますが生産を維持する為には販売への人員振分が必要となります。その販売を農業関係者以外の外部流通に頼るのか、それとも農業の一部としての販売の仕組みを構築するかです。直売所や道の駅、物産館などが上手くいくのは、農業の一部としての販売の仕組みが機能しているからではないでしょうか。

 外部流通による消費が鈍化する中でも、直売所等で好調なところもあります。生産を活かすのは生産と販売におけるバランスをとることが重要です。そのために女性就農者を加工・販売に振り分けることは有効な手段の一つだと考えます。



平成21年9月9日















 


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