紅葉

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光合成と紅葉
 秋になると広葉樹林は紅葉(黄葉)して落葉します。いつも不思議に思っていたのですが、やっと調べてみました。秋になって気温が下がり紅葉するのは、気温が下がると植物の活性が低下するのとともに、空気は乾燥してくるので、土壌の水分も乾燥し根からの水分補給が難しくなります。そうすると水分を有効に使うため葉への水分供給をしなくなります。また、葉っぱ自体の蒸散作用で水分の消耗を防ぐためでもあります。そうすると葉っぱは水分や養分のやり取りができなくなり、葉っぱだけでのエネルギー変換となります。水を遮断された葉っぱでは、光合成が行われなくなり葉緑素であるクロロフィルの分解が始まります。
 紅葉では、クロロフィルの分解にともなって、新たにアントシアニン系の色素が作られるようになります。クロロフィルの分解で緑色が薄れていき、その代わりアントシアニンの赤色が表面に出てきて紅くなるわけです。黄葉では、クロロフィルの緑色が薄れてくるにつれて、もともとの色素のカロテノイドの色が表面に現れてくるからです。
落葉は、寒くなると水分が行き来する導管を葉っぱのところで遮断するために起こるもので、紅葉や黄葉がすすむと水分をたたれた葉っぱは落ち葉となります。そして、葉っぱで蓄えられた養分は土壌微生物に分解され有機物として堆肥化します。春になると土に還った葉っぱを養分として成長します。このように広葉樹は落葉することで、養分を循環させて成長していきます。自然はこのような循環サイクルの中で営まれているのですね。

 都会の落ち葉は、ゴミとして片付けられますが、植物にとっては大事な栄養源でもあるのに、もったいない話ですね。
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光合成

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光合成とは
 光合成とはなんでしょう? 植物が成長するのに光合成をすることは知っていますが、ちょっとおさらいということで中学生程度の事を調べてみました。専門的な光合成を調べるとやたら難しい化学式や回路、エネルギー交換の話しなどで、ちんぷんかんぷんですので、簡単な説明をします。地球環境が悪化する中二酸化炭素の処理に植物は欠かせません。また、農業をする上でも知っておく必要があります。
 光合成とは、「植物が太陽光を浴びて、葉っぱから二酸化炭素吸収して、葉っぱの中で糖やデンプン(有機物)に変えて、酸素を放出すること」です。もう少し説明すると植物が太陽エネルギーをもとにして、葉っぱから吸収した二酸化炭素(㏇₂)と水(H₂O)を化学反応させてでん粉などの炭水化物(グルコースC6H12O6)を合成して、不要となった酸素(O₂)を放出することです。葉っぱから取り入れられた光エネルギーは葉緑体により化学エネルギーに変換され、炭水化物を作るエネルギーとして使用されます。また、一般に言われる光合成とは緑色植物が行なう酸素発生型光合成のことで、最近耳にする光合成細菌とは異なります。(光合成細菌が行なうのは酸素非発生型光合成です)
森林の勉強になります

 光合成に必要なものは、光、二酸化炭素、水と葉緑体で、光が強いほど、二酸化炭素濃度が濃いほど光合成は盛んに行なわれます。しかし、限度を超えた光合成はできません。また、植物は呼吸をしていますが、昼間は二酸化炭素を吸収して酸素を放出し、夜になると酸素を吸収して二酸化炭素を出します。しかし植物全体では二酸化炭素を吸収して酸素を出すほうが多く、呼吸で消費される酸素の量を上回ることはありません。
(番外ですが今までの地球の酸素と二酸化炭素の割合が保たれていたのは、植物が出す酸素と動物が消費する酸素の間で循環サイクルが完成され均衡が取れていたからです。このため産業から発生する二酸化炭素量は自然界にダメージを与えるのは当然です。更に森林と動物の量的な均衡も人為的に崩されてきているので、問題は深刻です。)
 光合成で得た炭水化物は植物の栄養として使われます。光合成で作られた糖分は、植物の根から吸収された窒素など無機物と結合して、タンパク質や脂質などの有機物に変化して栄養として使われます。このことは光の当り方と植物の生長から読み取ることができます。例えば大根で葉っぱが八方に均等に開いたものと片方が成長して左右非対称に開いたものとでは、大根の形状に違いがでます。葉の片方が大きく育ったものは、葉が小さいほうに大根が曲がっていきます。これは葉っぱの大きいほうが栄養を沢山作ることができるので、葉っぱの大きい方の成長が早くなり曲がるものです。
 スーパーなどで、葉を落とした大根の切り口をみると葉の芯が傾いている方向とは逆の方向に大根は曲がっています。これは葉の芯が傾いているほうの大根の葉が成長していたからです。ちょっとした見かたでその野菜の生育環境がわかりますね。
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Q&A JAのしくみ

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Q、JAってどんな組織ですか?
 JAはJapan Agricultural Cooperatives の頭文字をとったもので、日本の農業の組合組織という意味です。つまり農業協同組合ということですね。協同組合は同じ目的をもった個人や団体が集まり出資しあって組合を作ることによって、ひとつの団体組織として目的を達成しようとするものです。協同組合の組織目的は「みんなの為に」が共通理念です。
 JAの組織体系は農作物の生産・販売などを携わる営農事業部、日用品の購買・販売をするA−COOP事業、保険や不動産を扱うJA共済、金融事業を行うJA貯金などからなっています。このような多事業を行うのでJAは「総合農業協同組合」と呼ばれています。JAは会社組織ではないので会社とは違う法律である「農業共同組合法」に沿った事業を展開しなければなりません。会社とは違うので働く人たちは社員ではなく組合員ということになります。
 農業協同組合には三通りあり、ひとつは農業生産に特化したもので農業従事者や小規模農業法人が加入している「農業協同組合(農協)」と各事業部を持つ「総合農業協同組合(JA)」、そして○○○生産組合のように農業協同組合をさらに専門化した「専門農業協同組合」とがあります。
農業協同組合の上部組織は経済連、経済連の上部組織は全農です。経済連の正式名称は経済農業協同組合連合会で、全農の正式名称は全国農業協同組合連合会です。

農業協同組合の組織体制は以下のようになります。
全国農業協同組合連合会(JA全農)            ・・農協の最上部組織
経済農業協同組合連合会(経済連)                ・・農協県本部
農業協同組合(農協)・総合農業協同組合(JA)・専門農業協同組合  ・・単一農協
生産者、小規模生産法人                      ・・・組合員

農業協同組合は地域によって組織され、経済連は普通各県単位にあり、各県の各農協が各県ごとにまとまり、出資して加入しています。しかし、ホクレン(ホクレン農業協同組合)の場合は、経済連を介せずに、経済連の機能をもった組合組織です。また、最近では経済連と全農が合併してJA全農○○○となったりしているところもあります。
 全国農業協同組合連合会(JA全農)の都道府県本部は現在(06/12/5)時点で36あります。また、横の組織体系として、事業ごとに上部組織が形成されています。
全国農業協同組合中央会(JA全中)・・・・・・単位農協の指導、監査、広報活動
全国農業協同組合連合会(JA全農)・・・・・ 経済事業(購買・販売)
全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)・・・共済事業
全国構成農業協同組合連合会(JA全厚連)・・・厚生事業
年度のないものは2006年2月1日現在
表は JA全中のホームページより   http://www.zenchu-ja.or.jp/ 

組合員
 JAの組合員資格には、農家である正組合員と、農家でない人で出資金を払い込んで組合員となる准組合員があります。

農協の推移 平成5年3012が平成18年12月1日には840までに減少しています。これは農協同士の合併によるものと思われますが、効率の追求がそこまで必要な状況となっています。しかし、これで農業が再生されているのでしょうか。事業体としての経営効率も必要ですが、消費にたった事業体のあり方というものを考えていかなければなりません。

青果流通における出荷商品の呼び名
 青果流通においてJAを通してくる商品を「系統もの」と呼んでいます。これは先ほどの組織的な系統によって出荷されるからです。これに対して業者が出すものを「商人もの」と呼びます。さらに個人出荷では「個人もの」と呼びます。
 系統ものは、出荷基準(選果基準)が厳しく、きちんと等階級ごとに区分されているが、商人ものになると、一部選果が甘かったり、系統ものとは違った選果基準になっていたりする。個人ものは、個人によって基準がばらばらです。

出荷調整
 系統ものは、各卸売市場(中央卸売市場と地方卸売市場)に出荷されます。市場ではセリ方式なので、消費が悪い地域ではセリ単価が安くなります。そすると農協などの出荷団体は、各市場の相場をみて、各市場の出荷割合を調整していきます。また、卸売市場でも力がないところは、経済連などの指定を取り消されて、系統ものの入荷ができなくなります。これも経済至上主義なのでしょうか。しかし、最近の長野経済連では、新たな取組みとして消費にたった出荷を行なうようになってきています。
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