渓流釣り 高巻き




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渓流釣り

 

藪漕ぎ

 藪漕ぎをする場合は道具が必要となります。簡単な葦ならいいのですが場合によっては木や竹なども行く手を遮ろうとします。

用意するもの:帽子(頭の上から変なものが落ちてくるので)、襟を立てる(襟に虫等が入らないように)、タオル(首にかけたりする)、手袋(切傷、虫刺されを防ぐ)、鉈(枝など硬いものを落とす)鎌(笹など軽いものを切る)、メガネ(虫を防ぐ)、長袖(切傷、虫刺され予防)、傷薬(カットバン、目薬、止血用包帯など)などなど。

 注意することは足元が見えなく河原などでは石がごろごろしているので足元を取られます。この時装備をきちんと固定していないとこけたりすると装備で体を傷つけたり、装備が動きを妨げたりするので、動きが取れるようにポジションを決めておきます。決してナイフなどの刃物は剥きだしにせずにきちんと鞘があるものを選びます。道具は操作性を重視してワンタッチで操作できるものを選んでおくと便利です。

 

高巻き

 谷を遡行しているとどうしてもゴルジュ(両壁が切り立ったもの)など行く手を遮られることがあります。沢登では泳いで渡ったりしますが、渓流釣りではウエダ―を履いているので泳ぐことは不可能です。そこで高巻きをすることとなります。高巻きとは一旦川から山に登って巻いていくので高巻きといいます。高巻きをする場合はルートの選択が重要となります。道なき道を行くわけですから、木の配置などを考慮してルートを選びます。まずは、川から山に出るルート確保です。登り口は切り立ったところではなく足場を確保できる所を選びます。また、行く手を遮るような高い草や倒木がない所がベターです。更には落ち葉は要注意です。落ち葉の上に足を乗せると滑って危険です。落ち葉があるところでは落ち葉を蹴って排除してから進みます。特に急坂や斜面では要注意です。登ときにはあらゆるものを利用します。草や枝は登るときに手で掴める位置にあるのか、足場となる木の株もとや岩などが継続してあるのか。まずはイメージしてルートを読み取ります。一番困るのは掴むものや足場が突然断たれることです。こうなると前進(登頂)も後退(谷降り)もできなくなります。また瓦場(崩落した小さな岩などが斜面を埋め尽くした場所)では滑落する可能性があります。ルート選びは命を左右します。

 登り方として足場の確保は重要です。木の根元や出っ張った石やへっこみに足を掛けて登ります。何もない土の斜面では足の内側のエッジを利かせて登ります。エッジの利かせ方は、足の内側で斜面の土を蹴りたくります。土がへっこんで足場となるようになったら足を乗せて、徐々に体重を掛けます。いっぺんに体重を掛けると滑落することとなります。体重のかけ方はバランスよく左右に配分して掛けます。左足で足場を確保したら右手で枝なのを持ち左右均等に体重が垂直にかかるようにします。斜面を登るときに体を斜面と平行にすると垂直へのベクトルが減少して、足元の滑り抵抗が減って滑落します。体は常に垂直にして、体重が真下にかかるようにします。そうすることで滑落を防げます。

 登るときには背中に竿などの長尺ものは差さないようにします。竿が枝などに引っかかって登れなくなります。崖や斜面を登りだすと戻ることは不可能になります。決して後戻りはできないので慎重な行動が必要です。もし、途中で怖くなって足が震えだしたりしても決して斜面にしがみつくことなく地面に対して垂直の姿勢を維持します。心を落ち着かせてから再スタートします。足が震えだすと滑落します。自信を持って進むことが大切です。ルートがなくなっても決して諦めたりせずに状況を再度確認して突破口を見つけます。

 要は無理をしないことです。最初から登らずに谷を引き返すことも重要です。無理をすると本当に死にますよ。渓流釣りは非常に危険です。

平成25年5月17日


 


渓流釣り 渡渉2




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渓流釣り

渡渉をしよう

では、実際に渡渉してみましょう。

 まずはウエダ―(胴長)の点検です。ウエダ―は胸まであるものを選びます。ウエダ―には腰ベルトがあるので、ちゃんと締めておきます。ベルトにはものが掛けれれるようになっているものもあるので用途によって選ぶことも可能です(別売り)。ベルトを締める目的は浸水を防ぐためです。もしこけたり、よろめいたりして大量の水がウエダ―の中に入ると歩けなくなるので、ベルトは必需品です。逆に崖から落ちてしまうと、ベルトによってウエダ―の足の部分が浮き輪となり逆立ちで流されることになるので、要注意です。

 それでは川の中に入っていきましょう。その前にウエダ―の足底のフエルトの点検です。フエルトが剥がれると歩けなくなります。フエルトは川での滑りを防止するので傷んでないか、剥がれかけていないか要チェックしましょう。まずは偏光グラスを掛けて渡渉する位置を確認します。渡渉する経路は上流から下流に向かうようにします。極力水の抵抗を少なくするためです。更に浅いところの道筋を読み取ります。流れを読んで、緩いところでは川底が抉れていないので急な深場は少なく、また砂が堆積したりして周りよりも浅くなっています。川の読み取りでは色にも注意します。川の中が明るい場所では砂が多く白っぽく見えます。暗いところは岩が多く大きな石があったりします。なるべく歩きやすいルートを選びます。川の水面が荒立っているところは、川底に岩があり流れが不規則で水圧が重いところとなります。瀬では幾ら水量が少なくても流速が早いので足を取られます。ルートは川上から川下へととり、川下を渡渉地点とします。もし無理と判断したら迷わずに引き換えし、別ルートを探します。ルートがなく困難な場合は渡渉を断念しましょう。

命には変えることができないので。怖いと思ったら引き返しましょう。

 ルートが決まったら渡渉します。両手には荷物を持たないようにして歩きやすくしておきます。この時竿を畳んで落とさないように腰などに差しておきます。渡渉の時の姿勢は背筋を伸ばしてピンと立つのではなく、やや腰を曲げていざというときに備えておきます。ピンとした姿勢では上半身が立っているので、腰を上手く使うことができない場合があります。腰をフリーの状態にしておくために直立(腰を立てた状態)姿勢はしないようにします。膝にも余裕を持たせるためやや曲げておきます。これも腰と同じで関節がまっすぐたと、いざというときに直ぐに折ること(曲げること)ができない場合があります。腰と膝に余裕を持たすことで重心を低くすることができます。いざというときに踏ん張るときには、膝と腰を曲げて重心を低くしてバランスをとる必要があります。

 足の運びは大股で水を切るように歩くのではなく、小幅で靴底を川底に付けてずるようにしながら、つま先で川底の状態を探りながら進みます。岩場では足が岩の間には下がったりするので注意が必要です。また、不安定な石や苔の生えた石もあるので、安易に石の上に乗らないようにします。時々深場もあるので浅いと思って進んでいるといきなり足を取られることもあります。この場合浅井を思い込んでいるので一瞬脳がパニックを起こすので、浅い場所でも最初から深いものと思い込み中途半端な体重の移動をしないようにします。本当に深い場所では体重はもう片方に乗せてつま先で深さを読みながら判断します。

 前進の仕方は川の流れに対して体を横にして水の抵抗を極力少なくします。足は川上の方から出して安全だと判断すると川上の足に体重を移します。このとき川下側の足はまだ後方にあることになります。川上側の足に体重を移したら川下側の足を川上側の足の所までま持っていき足を揃えて一旦停止します。なぜこのようなことをするのかと言うと、川上側の足で流れを遮り川下側の足を運びやすくするためです。特に流れの速いところではこのようにしないと川下側の足を水にもっていかれバランスを崩して倒れることとなります。また大きな岩が水面から出ている場合はそれを利用してルートを決めます。大きな岩の後ろでは水が遮られているので水の抵抗を減らすことがで歩きやすくなります。但し、岩の後ろでは水圧が低下するので、川底の砂が巻き上げられて岩の前方や左右よりも深くなっています。また、砂場だと足に体重を掛けることで足の周りの砂が巻き上げられて足が沈むことになります。幾ら岩の後ろで歩きやすいといっても十分な注意は必要です。

 川の力は体の川上に接する面積の4乗以上の力がかかるので(想像)、流れが緩い場所でも甘く見てはいけません。

 

てな感じです。決して無理をしないようにね。

平成25年5月16日



渓流釣り 渡渉




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渓流釣り

渡渉

 渓流釣りシーズンなので、ちょこっと川用語を解説しますね。渡渉、藪漕ぎ、高まきなどは川(ポイント)に辿りつくまでの道のりでの用語です。渡渉は川を渡ることで川を横断することです。藪漕ぎは背丈以上の藪、アシなどの2mくらいの高さになる草をかき分けかき分け前進することです。高まきは川を遡行しているときなどそれ以上遡行できない場合に(両壁が高い岩やどん深など)川伝いに歩くのではなく、大きく回り込むようにしてポイント地点に入渓することです。

 

渡渉の仕方

 渓流釣りをする場合は胸まである胴長を履きます。渡渉する場合は水深の浅いところで流れが緩やかな場所を選びます。水圧というものはとてつもなく恐ろしいもので流れが緩くても水量が多いと人体の面積にかかる力も強大となります。力は面積×距離に比例するので流れが緩くても水深が深いところでは体ごともっていかれます。このような時は体を流れに対して横にして体の水圧を受ける面積を小さくします。また、川の水深は見た目以上に深いので注意が必要です。渓流の源流域ではコバルトブルーなところもあり水深数mが透けて見えます。見た目だけでの判断では非常に危険なので、ある程度川に入り水深を確認しなければなりません。

 また、胴長の場合だとこけたり川に落ちたりすると胴長に足元に空気が残り、逆立ち状態となります。つまり頭が川の中となりもがいても流れていきます。間違っても胴長を着たまま川に飛び込まないように。

 さて、渡渉では足元である川底に注意しなければなりません。苔が生えていて滑りやすくなっていたり、大きな石が不安定な状態であったりするので、迂闊に足を乗せるとこけてしまいます。川底は滑らかでないので穴があったり、凹凸があったり、急激な深場があったり、脚を挟まれたりします。よって渡渉の場合は歩幅を小さくして、すり足状態で川底の状態を探りながら進みます。上からの見た目と川底の状態はかなり異なります。目に頼るのではなく足裏に神経を集中させ、探りを入れながら渡渉します。川底が砂場だと体重で足場の砂が周りに押され、水がえぐるように砂をもっていくので足が沈み込んでいきます。また、流れの緩いところでは落ち葉などが堆積しており見た目の底が浅くなっているので、足を乗せるとぎくっと思ったよりも深く足を取られて、こけそうになります。

 川の水面は光を反射しているので上目からでは川底の状態を見ることが困難です。このような場合には変更グラスを使います。偏光グラスはサングラスとは異なり、光の反射を除去してくれます。偏光グラスをかけるとより安全になります。

 

平成25515

 


欲しいな

デモカー 

バンテックのZIL520クルーズです。
ベース車両はいすゞエルフ4WDです。
キャンピングカーは車両メーカー(ここではいすゞ)からビルダー(ここではバンテック)が車体を購入して架装を施します(箱を作ります)。 

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9ce356d124980cb835dcbe9bbd6779c0[1].jpg

運転席周りです。
モニターはバックモニター専用です。
シフトはいすゞ独自のスムーサーEXです
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いい感じの車内。
後ろは2段ベット。
右側の出っ張りはコンロとシンク。その下に冷蔵庫。
004a9030bba7133b628a13636c2b29a7[1].jpg

欲しいなぁ。

キャンピングカーとタイヤ



キャンピングカーとタイヤ

 最近よくキャンピングカー(略してKPC)をよく見ますが、キャブコン使用のKPCのボディにはカムロード(トヨタ)が使われております。KPC専用のシャシーとあり殆どのビルダー(架装メーカー)が使用しています。以前はKPCのシャシーには市販のトラックが使用されていたので、タイヤもトラック用でした。KPCは重量もあるのでタイヤにかかる荷重も乗用車とは比較になりません。夏場になると走行中にタイヤの温度が上昇して、空気圧が高まりタイヤの過重負担も増します。夏場にタイヤのバースト事故が多く発生するのは子尾為です。

 

車両重量に対してのタイヤの負荷は基準値でも、実際の走行では人や荷物などの重さが加わり、更に路面の状況などで一時的にタイヤにかかる負荷が急増します。この時にタイヤの空気圧が高すぎるとタイヤの限界を超えることもあると思います。また、通常でも空気圧が基準より高めとなっていると、その分酸化によるタイヤ内部の金属の劣化が早くなるものと思われます。重量のある特殊車両ではアームを伸ばしてタイヤを浮かせて駐車することでタイヤの負担を減らしています。重量のある車両では長い間同じ状態で駐車しているとタイヤが変形してきます。

 

キャンピングカーは一般的に使用頻度が少ないので、乗らずに1か月程度駐車しておくと、接地面が傷みバーストの原因にもなります。そこで乗らない場合は週一程度でも車を動かし接地面をずらします。また、タイヤにかかる荷重も大きいのでタイヤの摩耗に関係なく3年程度で交換しておきます。スノータイヤも劣化が早いので距離に関係なくタイヤの交換をしておくことが望ましいです。

 

タイヤのバーストにも色々とあり、接地面の一部が半円球状の突起になったり、タイヤ全体が変形したりして、バーストにいたります。運転流に継続的な振動を感じるときには、スピードを緩めて路面の様態なのか、タイヤの問題なのか確かめます。安全な場所に移動して、タイヤの状態を確認します。接地面に瘤があるばあいは、見た目でも確認できます。タイヤ全体が変形している場合は、見た目でも分かり難いので、横からも確認してタイヤ全体を見ると変形が分かります。いずれの場合もタイヤの温度と空気圧それに負荷が関係しています。特に夏場に高速で走るとタイヤの温度が上昇して、タイヤ内部の圧力が増します。その為弱い部分に負荷がかかり損傷が生じます。

 

接地面に瘤ができるケースでは、“ぼこ、ぼこ”と振動が伝わってきます。これはタイヤ内部の金属が傷み“ぷっく”っと膨らむからです。このとき高速で運転していると路面の影響かタイヤの影響か分かり難いので、異常を感じたら路側帯などで低速で走り、周期的に振動が来ないか確認します。異常を確認したらハザードを点滅させ低速でパーキングまで移動するか、JAFなどに連絡して対応します。構想道路の路側に停車させる場合はハザードと発煙筒、停車表示板を設置してガードレールの外で待機します。車内での待機は追突の恐れがあるので危険です。また路側でのタイヤ交換は命の危険性が高まるのでしてはいけない行為です。

 

タイヤが変形する場合も熱によるもので、長時間タイヤが高温にさらされることにより変形をするからです。タイヤが高温となり、タイヤの空気圧が高まるとタイヤ自体が大きく膨らみます。これが停車して温度が下がり始めると、変形したままでゴムが固くなり、元の状態に戻らなくなります。このような熱によるものでは一旦タイヤ温度が下がってから起きる場合があるので、高速走行後の翌朝などは充分な注意が必要です。

 

また、自分のタイヤを知っておくことも必要です。

215/80R15 112/110LT

上記のような記号の場合では、112/110が耐荷重指数を示しており、シングルタイヤの場合とダブルタイヤの場合での荷重指数となっています。タイヤを交換した場合などはメーカーに訊いて耐荷重と最高速度を確認しておきましょう。

タイヤには、耐荷重、最高速度、製造年月日など記載されているので、見方も知っておきましょう。上記の場合では最高速度は120kmです。

 

ダンロップのHP

http://tyre.dunlop.co.jp/tyre/products/base/size.html

 

平成2496

 

覚低走行

 

 

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覚低走行

 高速道路を走行中に何らかのトラブルで、路肩に止めてハザードをだして停車している車輌を時々見かけますが、その停車中の車輌に後続車両が追突する事故は死亡事故に繋がります。JAFによると高速道路での路肩事故割合は全体の1%程度ですが、死亡事故の割合では12%となっており、路肩の追突事故が死亡事故に繋がりやすいそうです。

 路肩停車中の車に追突する車輌の多くは大型トラックで夜間に事故が多く発生しています。これはトラック特有の走り方に原因があるとしています。「トラックドライバーは路面や周囲の景色など、早く流れる刺激ばかり見ていると疲れるので、同じ速度で走るトラックの後部を見て、トラック同士集団で走ることが多くなります。その分意識レベルが低下した“覚低走行”になりがちで、集団から取り残される車も出てきます。そんなとき、路肩に停車している車があると、前を走る車と勘違いをして、そちらに向かって行ってしまうことがあるのです」また、意識レベルが低下するとハザードランプであろうが、テールランプであろうと関係なく追従する危険性があるそうです。(JAF201010より)

 

 実際に目を開けて運転していても周りが見えてなく、記憶もないといったことを経験したことはないでしょうか? 単調な運転や眠いとき、疲れているとき、考え事をしているとき、会話をしているとき、電話をしているときなど、見ているけど見えていない事は誰しも経験があることです。そんなときは車を止めて休息するのが良いのでしょうが、その状態では、もうすでにどうしょうも出来ない状態に陥っているので休息をとる行動が出来なくなっています。そんな訳で私は、車を長時間運転するときには、必ず1時間に1回は休憩するように心がけています。疲れていなくとも車を止めることは事故防止になります。渋滞のときでもなるべく休憩をとるようにしています。というより車を止める「癖」をつけています。面倒がらずに、時間を惜しまずに、車を止める癖を身につけることが事故防止になると思います。

 

平成22925


自賠責7

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自賠責と労災7
27、任意損害保険会社が労災保険を優先させようとする意図
  ・労災保険を優先することで、損害補償額の支出を抑える。労災保険で対象とならな 
   い2割部分の支払ですむ。
  ・任意人身傷害保険を使わせることで保険料率を上げることが出来る
  ・任意人身傷害保険を使うことで、自賠責の手続きをせずに済む

28、自賠責保険の損害給付額からの減額(過失割合による減額)
   自賠責保険において、被害者(加害者)に重大な過失がある場合は、以下の割合で 
   減額されます。

自賠責保険の過失割合と減額率
過失割合減額割合
死亡、後遺障害傷害
7割未満の過失減額なし20万円を超えると,
20%の減額
7割以上の過失20%の減額
8割以上の過失30%の減額
9割以上の過失50%の減額
10割の過失支払なし

  ・過失割合が高い傷害事故で損害額が支払い限度の120万円を超える場合は、支払い 
   限度額が減額されます。 
   ・例えば傷害で140万だと120万の限度額以上なので120万×(100-20%)で、支 
    払上限額が96万円になります。
  ・任意保険及び政府の保証事業では過失割合に応じた損害額が支払われます。
  ・事故による死亡、後遺障害との因果関係の認否が困難な場合は、50%減額されます。
  ・傷害の場合20万円を超えると減額になるので、超えないようにするのもコツです。
   このことは文書としての表向きの表記はされていません。

29、自賠責保険請求の時効
  ・加害者請求の場合では、加害者が被害者や病院に対して損害賠償金を支払った日の 
   翌日(時効の起算日)から2年を経過すると保険金の請求はできなくなります。
   ・また、分割して個々に支払った場合は、それぞれの支払った日の翌日から2年以 
    内です。
  ・被害者請求の場合では、事故があった日の翌日(時効の起算日)から2年以内。
  ・但し死亡の場合には死亡日から、後遺障害の場合には後遺障害の症状が固定した日 
   の翌日から2年以内。

30、自賠責保険と労災保険の併用
   自賠責保険を優先させると、自賠責保険の補償額を越える部分については、労災保 
   険で対応することが出来ます。過失割合が大きく減額された場合などに使うとよい 
   でしょう。

31、異議申立
   保険会社の最終決定に意義がある場合は、請求者は書面をもって保険会社あてに「異 
   議申立」の手続きを取ることが出来ます。
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自賠責6

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自賠責と労災6
23、健康保険は使えるか
   交通事故の場合、損害賠償の問題が絡むので、健康保険は使えません。但し勤務時 
   間外の自損事故は別です。

24、自賠責保険の過失割合
   自賠責保険では一般的に過失割合には関係ないとしながらも、実際に任意損害保険 
   会社から支払われるときに、重度の過失がある場合(過失割合が7割を超えるも) 
   については減額されて支払われています。
   ・任意保険会社での取扱いでは、過失割合に厳しく対応している為に自賠責で過失 
    割合をしない場合でも減額してくるそうです。
   ・大きな過失がある時だけ、支払い額の20%(傷害事故)から50%(死亡)     
    が減額されて支払われます。

25、労災を優先させる事例
   ・相手方の車両が無保険者、盗難車などで保険の請求が出来ない場合
    盗難車などで所有者に運行供用者責任を認めさせるには多大の時間がかかります。
   ・事故の度合いや過失割合により、損害保険(自賠責保険、任意保険)の範囲内で 
    補償しきれない場合。

26、任意保険の人身傷害保険との絡み
   ・任意損害保険である人身傷害保険を使用する場合は、自賠責よりも労災が優先さ
     れます。これは保険会社の約定でそのような取決めになっているからです。(以
     前は搭乗者に対しては搭乗保険が適用されていましたが、最近では人身傷害保険
     が加わり、搭乗者保険は部位別支払になっています。)
    ・任意損害保険である人身傷害保険を使う状況とは、自分の過失割合が高く自賠
     責の補償額が減額される可能性がある場合です。
    ・まずは過失割合がどの程度なのか見極める必要があります。明らかに過失割合
     が高いと推測される場合は、任意損害保険会社では人身傷害保険を優先して使い
     ます。
   ・人身傷害保険を優先させると人身傷害保険の約定に労災保険を優先させるとある 
     ので、過失割合が高いと予測される場合は労災保険で処理しようと任意損害保険 
     会社は勧めてきます。(人身障害保険自体が保険会社の手出し額が少なくなるよう 
     に設計された保険制度と思える)
   ・しかし、自賠責保険での傷害補償給付限度額は120万円までなので、治療費等が  
     120万円以下と予測できる場合などでは、人身傷害保険を使う必要はありません。
   ・また、過失割合が高い場合では、自賠責保険の損害給付額が減額されるので、不 
     足分を補おうとすると労災を使用することになります。(勤務時間内の交通事故で 
     は事業主責任が発生し、治療費等の負担は事業主にかかってきます。)
   ・過失割合が低い場合でも、相手が任意保険に加入していない状態で且つ自賠責の  
    損害限度額120万を超える補償が発生する場合は、自分の任意保険の人身傷害保
    険を使用して治療費等の補填を行なう必要が出てきます。このような場合でも、  
    労災が優先されることになります。
   ・労災が優先された場合でも労災の支払割合は8割なので、残りの2割を人身傷害 
    保険で賄うことになります。


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自賠責5

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自賠責と労災5
17、労災を優先した場合の損害保険会社の内事情
   労災事故扱いすると診療報酬の1点単価は12円です。労災保険を優先して使うと、  
   労災保険が一時的に支払を立替えた形になり、後日労災保険から各医療機関などに 
   支払った保険料の請求、各損害保険会社に対して改めて請求を行ないます。そうす 
   ると保険会社の補填は労災負担の金額で済み、わざわざ高い自由診療報酬を払わな 
   くて済みます。損害保険会社からみれば労災を使用したほうが支払額を抑えられる 
   ことになります。

18、自賠責保険への前払請求
   被害者は、診療期間が11日以上になると当面の出費に充当する為一定の範囲で前払 
   請求をすることが出来ます。
   ・また、診療期間中の知慮言う非や休業損害費などを10万単位に分割した「内払金請
    求」をすることも出来ます。

19、自賠責の請求と示談の関係
   被害者が加害者の加入する損害保険会社に対して、自賠責の保険金請求をする場 
   合、被災者保護の観念から示談が成立している必要はありません。

20、保障事業制度
   自賠責保険の非加入者やひき逃げ、盗難車による事故などで被害者が保険会社に対 
   して保険金請求が出来ない場合、政府が行なっている保障事業制度を利用すること 
   が出来ます。
   ・保障事業制度が適用される場合は、原則として労災保険給付分を控除した損害補 
    償額が支給されます。


21、数ヵ年経過後の労災給付
   交通事故が労災事故に該当する場合で、各種損害保険から補償を受け、加害者と示 
   談が成立している場合であっても、事故発生日から3年が経過した日以降に労災給 
   付の受給要件を満たしている場合は、その労災給付である障害年金や遺族年金など 
   を受給することが出来ます。

22、勤務時間中の交通事故による事業主の責任
   社員が通勤途中に交通事故を起こした場合は、通勤災害となり事業主責任は生じま 
   せん。
   ・それ以外の勤務時間中の事故は、社員が私的行為をしていた場合を除いて、業務
    上の災害として事業主責任となります。
   ・社用車で交通事故を起こした場合、相手方に対して「使用者責任(民法第715条)」 
    及び「運行供用者責任(自動車賠償損害保障法第3条)」を負うことになります。
    (注意:社用車での通勤・直行・直帰の容認、社員のマイカー営業はすべきでは 
     ありません。また、社用車での業務で時間指定をした命令(何時までに商品を 
     届けなさいなど)も注意が必要です)


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自賠責4

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自賠責と労災4
11、労災保険の休業特別支給金
   自賠責保険で休業賠償補償を全額受け取ったとしても、労災保険で給付制限される   
   のは、休業補償給付の6割だけなので、労働監督基準局に対して別途休業特別支    
   給金の申請手続きを行えば、さらに平均賃金の2割を受け取る事ができます。

12、労災保険の手続き
   交通事故の労災保険手続きには「第三者行為災害届」と「交通事故証明(自動車安 
   全運転センター交付)」が必要です。
  ・交通事故証明が受けられない場合は「交通事故発生届(相手方の署名が必要)」を添 
   付します・

13、自賠責保険の請求
  ・自賠責への請求は、被害者のみならず加害者からも請求することが出来ます。
  ・被害者が請求する場合は「損害賠償額請求」といい、加害者が請求する場合は「保 
   険金請求」といいます。

14、自賠責はどこに請求するのか
   自賠責保険の請求先は加害者が加入する損害保険会社です。事故を起こした場合は 
   必ず相手が加入する保険の有無と加入先を確認しておきましょう。

15、自賠責の手続きは誰がするのか
   通常自分が加入する損害保険会社から、相手方の保険会社に請求されます。
   ・実際の事務処理は損害調査の公平を図る面から「自動車保険料率算定会」が行な 
    いますので、保険金が支払われるまである程度の日数を必要とします。

16、交通事故の診療報酬単価
   交通事故を起こして病院に行った場合、健康保険の適用は受けられません。使用で 
   きる保険は損害賠償保険か労働災害保険です。労災保険を使用する場合と自賠責保 
   険を使用する場合では、医療機関に支払われる、診療報酬の単価が違います。
   ・ 労災保険では1点12円、交通事故扱いでは自由診療となり保険の適用を受けられな
    いので、医療機関によって1点20円から30円程度で請求されます。
   ・因みに健康保険だと1点10円なので、自由診療では2倍から3倍の診療報酬とな 
    ります。
    (注意:保険診療であれば数十万で済むような診療費ですが、自由診療となると 
     自賠責の限度額120万をすぐ越えることにもなりかねません。よって相手の任 
     意保険の加入の有無を調べておくことが必要です。)
    (決して労災を優先させたほうがいいというのではなく、社員の保護を考えるの 
     ならば、相手方の自賠責の加入、任意保険の加入を調べておくことが寛容です。)


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